ミシュランシェフとの夢のコラボ！PER TEの特別イベント体験記

PER TEとヘソス・デュロン氏の夢のコラボ

東京・赤坂にある「PER TE（ペルテ）」が、ミシュラン２つ星に輝く名店「Pujol（プジョル）」のシェフ、ヘソス・デュロン氏と共に特別なダイニングイベントを実施しました。このコラボイベントは2025年の12月2日と3日の2日間限定で開催され、食の祭典とも言える贅沢な体験が提供されました。

PER TEとは

「PER TE」は、日本一のピッツァイオーロである鈴川充高氏が手がけるピッツェリアです。薪窯料理を軸にしたコース仕立ての料理が特徴で、シンプルながら奥深い味わいを提供します。鈴川氏は日本の食材を活かしつつも、洗練された料理を展開しており、そのダイナミズムは食べる人に感動を与え続けています。

ヘソス・デュロン氏の料理哲学

デュロン氏はメキシコ出身で、数々の名店で研鑽を積んできた実力派のシェフ。その料理は、日本の食材の素晴らしさを心から信じ、素材を生かしたコース構成を心がけています。特に、ヘソス氏は日本の食材への称賛を惜しまず、和包丁を使った料理スタイルを取り入れるなど、日本文化との深い絆を感じさせます。

コラボイベントの内容

今回のコラボレーションでは、メキシコの食文化を背景に、鈴川氏の日本の食材へのアプローチが見事に融合しました。コースの流れは、懐石料理のスタイルを参考にしており、スープや焼き物、野菜料理、そして生の料理（刺身的存在）を取り入れた構成になっています。
「料理だけでなく、そのプロセスが楽しめた」と振り返るデュロン氏。日本とメキシコの文化、さらにはイタリアのエッセンスが交じり合った特別メニューが誕生しました。

コース内容は、薩摩芋のコルンダをはじめ、マグロのトスターダ、蟹の包み焼き、舞茸のケサディーヤ（ピザ仕立て）、マルゲリータなど、多彩な料理が並び、全ての皿が驚きで溢れていました。特に、「舞茸ケサディーヤ」のピザ仕立ては、トルティーヤの役割をピザ生地で表現し、まるで新たな食体験を提供するかのようでした。

鈴川とデュロンの喜びの声

「コラボレーションは本当に楽しかった！」と鈴川氏。彼は、微調整しながらメニューを組み立てる過程が特に楽しめたと語ります。デュロン氏も、料理が一つになる瞬間を味わい、両国の文化の共鳴を感じたと言います。

この２日間の特別なダイニングイベントは、PER TEが今後も世界的なシェフたちとのコラボレーションを続けていく礎となるもので、料理の楽しさや意義を再確認できる素晴らしい機会となりました。