「ひまわりの歌」東京公演
2025-01-30 18:34:26

心に響く音楽朗読劇「ひまわりの歌」が東京に降臨!

音楽朗読劇「ひまわりの歌〜ヘブンズ・レコードからの景色〜」が東京で開幕



2025年1月30日、東京・有楽町朝日ホールにて、Aぇ! groupの佐野晶哉さんが主演する音楽朗読劇「ひまわりの歌〜ヘブンズ・レコードからの景色〜」が遂に開幕しました。本作は、震災からの再生や希望を描いた作品であり、訪れる観客に深い感動を届けることを目的としています。

公演の背景とストーリー



この音楽朗読劇は、劇団ミュの主宰である岡本貴也氏のオリジナル作品を基にしており、タイトルは「ひまわりの歌〜ヘブンズ・レコードからの景色〜」に変更されました。物語は2000年の神戸を舞台に、4つの異なるストーリーがオムニバス形式で展開されます。観客は、震災から立ち直ろうとする人々の姿を描いた切ないが前向きな物語を体験します。

フォトコールでは、物語の冒頭から第1話が披露され、観客を引き込む演出が施されました。物語の中では、震災で幼い息子を失った父親がレコード店「ヘブンズ・レコード」を訪れ、過去の悲しみと向き合う姿が描かれます。このストーリーは、家族の絆や苦しみを通じて観客に勇気を与えるものとなっているのです。

取材会で語られた意気込み



フォトコールの後、取材会が行われ、佐野さんは神戸公演の思い出を語りました。「たくさんの地元の方たちの思いを受け止めながら走り抜けてきました。」と振り返り、東京公演への意気込みを「ここからの東京公演も覚悟を持って挑みたい」と述べました。また、初日の際には多くの観客が「30年を振り返る」感慨に耽っていたと語りました。

同じく出演を務める貴城けいさんも、自身の震災体験を振り返り「神戸で震災から30年後に初日を迎えることに特別な意味を感じている」と述べ、当時の記憶を思い出しました。彼女は、この舞台に立つことで被災者への感謝の思いを新たにしたという言葉も印象的でした。

波岡一喜さんは、自身も震災を経験しており、神戸に転校した同級生を失ったことを語る中で「忘れてはいけない」という意識が強くなったことを明かしました。

キャストの絆と感動



公演を経て、出演者たちは互いの絆を深め、会見でも和気あいあいとした雰囲気を見せました。波岡さんが佐野さんについて「全てが素晴らしい」と賛辞を贈る場面も見られ、貴城さんも「公演を重ねるごとに磨かれた姿に感動しています」と語りました。

最後に佐野さんは、「この舞台を通じて自分に何ができるかを考えています」と決意を新たにし、観客に対して強いメッセージを発信しました。彼にとって、この舞台は自身の成長や震災について知るきっかけになったとのこと。

公演情報



音楽朗読劇「ひまわりの歌〜ヘブンズ・レコードからの景色〜」は、神戸公演を経て、名古屋と大阪でも上演される予定です。観客との対話を大切にし、より深い感動を届けることを目指した作品として、ぜひお見逃しなく!

  • - 作・演出: 岡本貴也
  • - キャスト: 佐野晶哉、貴城けい、加藤虎ノ介、波岡一喜他
  • - 公演日程:
神戸公演 - 2025年1月17日(金)〜1月26日(日)
東京公演 - 2025年1月30日(木)〜2月8日(土)
チケット料金: 全席指定9,800円(税込)

意気込む佐野晶哉



「阪神淡路大震災のことを知らなかった私が、この舞台を経験することで多くのことを知りました。この作品が何かの架け橋になれば嬉しいです。」と、佐野さんは最後に語りかけます。彼の情熱溢れる演技をぜひ、劇場で体感してください。


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