泉ひかりが日本人初のパルクール2冠を達成！アジア選手権の快挙

泉ひかりが日本人初のパルクール2冠を達成！

2025年10月、ヨルダンのアンマンで開催された『第1回AGUパルクールアジア選手権』で、パルクールアスリートの泉ひかり選手がフリースタイル部門とスピード部門の2つで見事優勝し、日本人初の2冠を達成しました。この快挙は、彼女の努力とパルクールというスポーツの発展を象徴する瞬間となりました。

大会の詳細と泉ひかりのコメント

泉選手は大会を振り返り、「第1回AGUアジアパルクール選手権にて、スピード部門・スタイル部門の両部門で優勝し、初代チャンピオンとして大会を締めくくることができました。競技としてはまだ発展途上のパルクールですが、日本人初の2冠達成という快挙を成し遂げることができ、大変光栄に思います」と述べています。

彼女は、開催前日には日本選手権を終えたばかりの状況から、コンディションが心配だったものの、無事に競技を終えることができたことに安心していると、努力の成果を語りました。「20代最後の大会でこのような成果を残せたことは、とても嬉しく、良い締めくくりとなりました」ともコメントし、ファンや支えてくれたチームへの感謝も忘れませんでした。

泉ひかりのプロフィール

泉ひかり選手は、日本女子パルクール界のトップアスリートであり、その実力と認知度は全国的に高く評価されています。2019年ワールドカップ世界ランキングで1位を獲得し、その身体能力を活かしてテレビ番組やCM、さらには舞台にも出演するなど、多方面で活躍しています。

高校時代にパルクールを始め、ロサンゼルスの短期大学に留学した後、2018年春には日本へ帰国。現在は東京を拠点に、メディアへの出演やワークショップの開催、自身のSNSを通じた情報発信を行っています。これまでに世界各国で開催される国際大会にも参加し、多くの金メダルを獲得している彼女は、今後の活躍がますます期待されています。

競技としてのパルクール

パルクールは、障害物を効率よくクリアするための瞬発力やバランス感覚、柔軟性を必要とするスポーツです。国際大会が増える中、泉選手のようなアスリートが台頭することで、このスポーツ自体の魅力が多くの人に伝わっています。積極的な活動を通じて、パルクールはさらに一般に広まり、多くの若者たちにインスピレーションを与える存在となることでしょう。