第5回 Shigeru Kawai国際ピアノコンクール:未来のピアニストが集結
8月2日に開催された第5回 Shigeru Kawai国際ピアノコンクールでは、世界22カ国から324名以上のピアニストが集まり、その中から若き才能が数多く輝きました。その中で最も強い印象を残したのは、17歳のスペイン人ピアニスト、ギジェルモ エルナンデス バロカルさんです。彼は第1位に選ばれた上に聴衆賞も獲得し、名実共に注目の若手としての地位を確立しました。
コンクールの概要
この国際コンクールは、来るべき音楽界のスターを発掘し、彼らの成長をサポートすることを目的としています。特に、Shigeru Kawaiのフルコンサートピアノ「SK-EX」を使用し、その性能を最大限に引き出す技術を求められます。審査員は、予備予選から演奏を間近で聴いてそのレベルの高さに驚かされ、選考に苦慮したことでしょう。
受賞者のラインナップ
1位を獲得したギジェルモ エルナンデス バロカルさんには、200万円の賞金と共に、今後1年間のコンサートおよびリサイタルへの出演権が贈られます。次に高評価を受けたのは、日本からの大山 桃暖さん(19歳)で、第2位を獲得。続いて、朴 沙彩さん(19歳)、山本 悠流さん(25歳)、そしてラファエル キリチェンコさん(29歳、ポルトガル)がランクインしました。
ギジェルモ エルナンデス バロカルのプロフィールと受賞コメント
ギジェルモさんは2008年生まれの若手ピアニストで、過去にも数々の国際コンクールで受賞歴があります。特に2019年のペルニク国際ピアノコンクールでは第一位を受賞し、それ以降も彼の名は広がりつつあります。彼は、自身がこのコンクールに参加できたことへの感謝の気持ちを表現し、他の参加者との交流が非常に楽しい経験だったと語りました。
「私はグランドピアノに非常に信頼を寄せています。どのような環境でも安定した音を出せると感じています。」とギジェルモさんは述べています。
審査員の総評
審査員長の植田克己氏は、このコンクールに参加した多くのピアニストたちに感謝の意を示しつつ、これからの若者たちに大きな期待を寄せました。バロカルさんを含むすべての参加者の演奏は、聴衆に深い感動を与えました。植田氏は、彼らのさらなる成長と、今後の音楽界での活躍を祈っています。
聴衆賞について
聴衆賞は、最後の演奏を聴いた観客の投票によって決定されるものであり、それゆえに多くのファンがギジェルモさんの演奏を支持したという証とも言えます。
ライブ配信の視聴
第5回 Shigeru Kawai国際ピアノコンクールの演奏は、YouTubeでライブ配信されており、アーカイブでも視聴可能です。世界各国のピアニストの素晴らしいパフォーマンスをぜひチェックしてみてください。
YouTubeチャンネルはこちら
未来の音楽界を担う才能たちの成長を見守っていくことが、私たちの楽しみとなることでしょう。次回のコンクールにも期待が高まります。