ViXionが中国市場へ進出
2025年6月11日から13日まで、中国・上海で開催された「CHINA AID 2025」は、福祉と介護の分野において重要な展示会です。このイベントに参加したのは、自動でピントを調整するオートフォーカスアイウェア「ViXion01S」を展開するViXion株式会社です。同社はこれまで得た技術と経験を持ち寄り、中国市場への進出を果たしました。
展示会の概要
CHINA AIDは、中国最大の規模を誇る福祉展示会です。展示内容は健康管理や補助機器、リハビリ医療など多岐にわたり、現地の福祉関係者だけでなく、海外バイヤーの来場もありました。昨年は57,000人以上が訪れたこのイベントに、ViXionも出展し、自社の製品を多くの人々に体験してもらう機会を得ました。
会場では、ViXionのオートフォーカスアイウェア「ViXion01S」と「ViXion01」が展示され、訪れた方々はその革新的な機能に驚き、行列ができるほどの盛況ぶりでした。
セミナーでの講演
6月12日には、JETRO主催の公式セミナーにViXionの竹田麗未が登壇し、視覚課題に関する講演を行いました。「日本の経験 × 中国のスピード:シニア用品市場における日中協力の突破口」と題されたこのセミナーでは、竹田が近視や老眼の問題と、それに対するViXionの技術的アプローチについて説明しました。約100名の参加者が集まり、活発な質疑応答が行われるなど高い関心が寄せられました。
ViXionの製品
ViXionのオートフォーカスアイウェアシリーズは、日常での視認性の向上を目的とした製品です。自動でピントを調整し、近距離から遠距離までクリアな視界を提供します。加齢や眼の酷使による視覚の課題を抱える多くの方々にとって、これは便利な解決策となるでしょう。
ViXion01S
「ViXion01S」は、特に使いやすさを重視したデザインで、自動でピントが調整されます。視力を補助するだけでなく、生活の質を向上させる一助となることでしょう。
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ViXion01
「ViXion01」は、さらに多様なニーズに応えるため、機能性を追求したモデルです。多くのシーンに適応できるデザインで、生活にすぐに取り入れられるよう考慮されている点が特徴です。
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今後の展望
今回の展示会出展とセミナーでの発表は、ViXionにとって中国市場への重要な一歩となりました。視覚支援が必要な多くの人々の生活の質を向上させるために、今後もパートナーシップの構築や販売方法の拡大に取り組んでいく予定です。
結論
ViXionのテクノロジーは、シニア世代や視覚障害を抱える方々にとって、新たな選択肢を提供する可能性が秘められています。視覚の課題に挑むこの企業の未来の展望に、ぜひ注目してみてください。