養蜂教育の未来
2025-06-20 10:53:33

三重県立四日市農芸高校が開始した未来型養蜂教育の取り組み

高校生が未来の養蜂家に!



三重県の四日市農芸高校で、県内初の本格的な養蜂が始まりました。この新しい試みは、生徒からの「ミツバチも育ててみたい」という一言からスタートしています。以前から畜産動物を学んでいた生徒たちが、自然と生態系の大切さを実感するために養蜂プロジェクトを考案したのです。

学校での養蜂の背景


このプロジェクトは、生徒たちが命の重さや環境への意識を高めることを目的としています。ミツバチは生態系の中で重要な役割を果たしており、生徒たちは蜂の飼育、蜜の採取、さらには環境循環について実践的に学んでいます。この経験を通じて、将来的な進路選択に影響を与えることが期待されています。

100年以上の歴史を持つ松治郎の舗による支援


創業100年以上の老舗、株式会社松治郎の舗の代表である水谷俊介氏が、三重県養蜂協会会長としてこのプロジェクトを支援しています。水谷氏は、「ミツバチは自然の生態系を支える大切な存在です。しかし近年は数が減少しています。この取り組みを通じて、農業の本質を生徒たちに体感してもらいたい」と語っています。彼は月に一度、生徒たちに養蜂の基礎や季節ごとの管理を直接指導し、地域貢献や食育にも繋がるよう努めています。

環境教育の新時代


今後、四日市農芸高校は地域の人々と共に養蜂の魅力を発信する拠点を目指しています。生徒たちの経験が、養蜂や地域農業を選ぶきっかけとなるよう活動を推進しているのです。学校での養蜂は、もっと多くの生徒たちに未来の農業について考えさせる、重要なプロジェクトとなっています。

実際の取り組みと成果


最近、初めての採蜜が行われ、生徒たちは自らの手ではちみつ作りに挑戦しました。この学校養蜂は実践的な農業教育を提供するだけでなく、地域に根ざした形で進化させるモデルケースといえます。松治郎の舗や三重県養蜂協会、四日市農芸高校が連携することで、環境、教育、地域の未来に向けた新たな希望の芽が育っています。

株式会社松治郎の舗の理念


株式会社松治郎の舗は、1912年に創業された歴史ある養蜂専門企業です。その理念は「自然からの贈り物であるミツバチ製品を通じてお客様を笑顔でいっぱいにする」こと。養蜂に関する知識を広める活動を行い、持続可能な養蜂や地域貢献に努め、環境保護活動を進めています。この学校養蜂プロジェクトも、同社の理念に深く根ざしていると言えるでしょう。

お問い合わせ先


  • - 株式会社松治郎の舗
広報担当: 水谷・小野
〒515-0083 三重県松阪市中町1873番地
TEL: 0598-26-8133
Email: media@matsujiro.co.jp
Web: 松治郎の舗


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