赤ちゃんの日に寄せて:育児とスキンケアの実態調査
毎年10月10日は「赤ちゃんの日」。その由来は妊娠期間、十月十日(とつきとおか)に因んでいます。この特別な日を祝うため、株式会社鈴木ハーブ研究所が0歳から1歳のお子さまを持つ母親310名を対象に、スキンケアや育児に関する実態を調査しました。調査は2025年8月6日から8日まで行われ、SNSを通じて共同研究機関KJリサーチにより集計されました。
調査の背景
鈴木ハーブ研究所は、創業者が自身の娘の肌トラブルをきっかけに事業をスタート。そのため、敬意を込めて赤ちゃんに特化した製品の研究開発を続けています。今回の調査を通じて、育児やスキンケアに対する母親や父親の意識を探りました。
父親の育児参加が進化中
「お子さまの父親が担当している育児」についての調査では、93.3%の父親が何らかの育児を行っていることが明らかになりました。その中で最も多い役割は「お風呂に入れる」という回答でした。また、51.5%が「遊び」や「おむつ替え」を担当しており、父親の育児参加が進化していることが伺えます。特に注目すべきは「特になにもしていない」との回答がわずか6.7%だったこと。父親も育児に積極的に関わる時代となっています。
スキンケアの選び方
赤ちゃんのスキンケアにおいて、調査対象の90.3%が洗浄剤を使用していると答えました。その中でも、82.5%が泡タイプのベビーソープを利用していることがわかりました。泡タイプは液体タイプに比べて使いやすく、赤ちゃんのお肌に優しいとの印象が強いようです。
また、スキンケア商品の選択基準には「肌にやさしい」という点が77.7%と最多の支持を集め、次いで「赤ちゃん専用」との回答が続きました。このことから、育児をする母親たちは赤ちゃんの肌の健康を非常に重視していることがわかります。
スキンケア用品の利用現状
スキンケアを実施している母親は全体の89%に達し、特に乳液やクリーム・ミルクタイプが62.7%と人気です。育児が進むにつれて化粧水の使用率が下がる傾向にあることも注目です。赤ちゃんのスキンケアは乳液やクリーム中心にシフトしていくようです。
情報収集はSNSが主流
育児用品やケアに関する情報は、過半数の61.9%がSNSから得ていると答えました。この割合は友人・知人や産婦人科、助産師からの情報よりも高く、SNSが情報源としての重要性を増しています。特に、若い世代の親たちがこの傾向を強めていくものと予測されます。
結論
赤ちゃんの日を迎えるにあたり、育児とスキンケアに関する調査結果は多くの示唆をもたらしました。父親の育児参加が増え、スキンケアに対する意識も高まっていることは、これからの育児文化の変化を象徴しています。母親たちは赤ちゃんの肌を守るための情報収集をSNS等で行い、自分自身の育児をしっかりと支えていけるよう努めています。これからも赤ちゃんが健やかに育つための環境作りが進むよう、私たちも見守っていきましょう。