Bリーグ史上最年少出場の栗本富美也選手が活躍福岡が快勝で初勝利を飾る！

Bリーグ史上最年少出場の栗本選手が魅せた！

福岡県の体育館を熱気で包み込んだバスケットボールの試合で、福岡が福島を81-51という圧倒的なスコアで下した。この試合では、ユース育成特別枠として出場した栗本富美也選手が、Bリーグ史上最年少出場を果たすという輝かしい記録を樹立した。

試合の流れ

試合は福岡の#7西川の3ポイントシュートからスタートし、その後も#1中村が果敢にドライブを決め、序盤から福岡が試合の流れをつかんだ。福島はこの劣勢を打開すべく、選手を交代し戦略を見直そうとしたが、福岡の攻撃は手強く、特にディフェンスの修正が功を奏し、福島はターンオーバーを繰り返してしまう。

第1クォーターが終わる頃には、福岡は26-9のリードを奪取。第2クォーターに入っても、#8スミスや#25バーレルがペイントエリアを支配し、攻撃の手を緩めない。福島の選手たちはゲームの進行に苦しむが、#15ワン選手のバスケットカウントで何とか得点を稼ぐも、前半は45-16で福岡がリードして折り返す。

後半も福岡はボールの回し方がスムーズで、インサイドとアウトサイドのチャンスメイクにバランスよく展開。福島は#5ホプキンス選手を起点に盛り返そうと試みるも、福岡のガード陣がゲームを巧みにコントロールし、着実に得点を重ねた。最終的には福島の#78田渡選手が3ポイントシュートを決めるも、福岡はペースを失うことなく逃げ切り、見事な勝利を飾った。

栗本富美也選手の挑戦

打ちひしがれる福島とは対照的に、試合終盤で出場機会を掴んだ栗本選手。他の選手たちが二桁得点を記録する中、彼は残念ながら得点を上げることはできなかったが、その姿勢とシュートを放つ姿は会場を沸かせ、ファンの心をつかんだ。試合終了後、栗本選手は「このような環境でプレーできることに感謝している」と語り、緊張感の中で感じたことが次への成長につながると強調した。

浜口HCの評価

試合後のインタビューで、浜口HCは「昨日とは全く違った展開で、選手たちは気持ちが入ったプレーを見せてくれた」と手応えを述べた。また、ディフェンス面での改善が特に大きかったと振り返り、選手たちがアクティブにプレーし続けたことを称賛した。栗本選手についても、今後の成長が期待される若い才能であるとコメントし、期待感を示した。