発酵エイジングケアの新たな展開
2025-07-10 15:37:13

発酵エイジングケアを探求する「FAS」、研究成果を日本抗加齢医学会総会で発表

発酵エイジングケアブランド「FAS」の新たな研究成果



株式会社シロクが展開する発酵エイジングケアブランド「FAS」は、最近、日本で行われた「第25回 日本抗加齢医学会総会」において、目元のエイジングケアに関する重要な研究成果を発表しました。この発表には、シロクのR&Dディレクター、岸田浩一氏が登壇し、共同研究を行った株式会社テクノーブルの研究者たちと共に得られた結果について詳しく説明しました。

目元ケアの重要性


年齢と共に現れる目元のシワやたるみは、多くの女性が抱える悩みの一つです。これらのエイジングサインは比較的早い段階から現れるため、適切なケアが必要です。特に、目の周囲に存在する「眼輪筋」という筋肉が加齢により衰えることで、目のくぼみやたるみが引き起こされることが分かっています。株式会社シロクは、発酵の力を利用し、この眼輪筋をケアする方法について研究を進めてきました。

研究の概要


今回の研究では、目元のエイジングに関わる眼輪筋と筋肉を形成するために重要な「筋芽細胞」が焦点に置かれました。具体的には、龍谷大学から提供された京都・大文字山のくぬぎの樹液から分離した酵母を用いて、そのエキスが筋芽細胞に与える影響を評価しました。

結果、くぬぎ酵母エキスは筋芽細胞の分化を促進し、筋管を形成する可能性が示されました。また、線維芽細胞に対してもコラーゲンやエラスチンの産生を促進する効果が確認され、眼輪筋と真皮層への多面的な作用が期待されることが明らかになりました。

筋芽細胞の役割


筋芽細胞は、成長因子IGF-1によって増殖し、最終的に筋肉を構成する筋線維となります。研究では、くぬぎ酵母エキスを添加した際に、筋芽細胞が融合し筋管を形成する様子が観察されました。このプロセスが確認されたことにより、くぬぎ酵母エキスの有用性が示されました。

IGF様物質の存在


研究では、筋芽細胞の分化に関与する成長因子IGF-1様物質がくぬぎ酵母エキスに含まれていることも確認されました。このことは、酵母由来の成分がこれらの効果を実現するキーであることを示唆しています。

今後の期待


この研究結果により、くぬぎ酵母エキスは加齢による目元の変化に対して高度な効果が期待できる成分であることが明らかになりました。シロクでは、発酵エイジングケアをテーマにした製品開発を進めており、今後もこの研究を基にした新しいスキンケア商品が期待されます。

「FAS」は、日本の伝統的な発酵技術と現代科学を融合させ、透明感のある肌を目指すブランドです。高い栄養価を持つ素材を用いた製品作りは、年齢に応じた潤いを提供し、健やかな肌を支えるものになることでしょう。この発表を皮切りに、さらなる研究と製品開発が進むことを楽しみにしています。


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