たんばらスキーパーク限定の「天狗パン」
群馬県沼田市に位置するたんばらスキーパークでは、地域の名産品を活用した新たなスイーツ、「天狗パン」を限定販売しています。地元で作られたりんごの中でも、見た目が不揃いで市場に出せない「規格外品」を使用し、持続可能な方法でフードロス削減に貢献するこの取り組みは、まさに地域と共に歩むプロジェクトです。
りんごの美味しさをギュッと詰め込んだ「天狗パン」
「天狗パン」は、沼田市内の「パン工房 UTAKANO」が手作りで製造しています。リッチなホイップクリームと、コンポートにした新鮮なりんごを彼自身がデザインした天狗の形を模ったパンにサンド。見た目の可愛らしさと、口の中で広がるりんごの甘さが相まって、素朴で優しい味わいに仕上がっています。このパンは朝食やおやつにぴったりと喜ばれています。
限定販売と嬉しい追加メニュー
「天狗パン」は、たんばらスキーパーク内のスーベニアショップで、土日祝日のみ販売されています。営業時間は朝の7時40分から午後4時30分まで。早めに行かないと完売してしまうこともあるので注意が必要です。棄てられる運命にあったりんごを大切に使った「天狗パン」のほか、もう一つおすすめの名物、沼田市特製「みそパン」も同時に販売中です。こちらは自家製のみそダレをサンドした特製パンで、食材の地産地消を体現した味わいになっています。
地産地消の推進と地域の活性化
たんばらスキーパークでは、周辺の高山村から新鮮な農作物を用いた新メニューも導入しています。特に「紅あずま」を用いたクレープや焼き芋スイーツが新たに登場予定で、農作物の規格外品を活用した取り組みが広がっています。これらは、道の駅 中山盆地にある「さとのわ」という施設で製造され、フードロスを減らしながら地域の魅力を引き立てています。
環境への配慮と持続可能な取り組み
たんばらスキーパークを運営する東急リゾーツ&ステイでは、「サステナビリティ for Snow」という理念のもと、環境保全に向けたさまざまな活動を行っています。地域の食材を積極的に取り入れ、その美味しさを最大限に引き出すことで、地元の農業への支援やフードロスの削減に貢献しています。これにより、訪れる人々に地域の美味しさを提供しつつ、次世代に豊かな自然を引き継いでいくことを目指しています。
たんばらスキーパークの情報
たんばらスキーパークは、冬のシーズン中に豊富な雪を楽しむことができるスキー場です。標高1,250mから1,550mの位置にあり、東京から車で約2時間という利便性も魅力の一つ。コースの大半は初中級者向けで、キッズや初心者でも安心して楽しむことができます。美しい自然環境とともに、周辺の絶景を是非体感してください。しっかり楽しんだ後は、新たな地元の名産を味わってみるのも忘れずに!
詳細情報は公式サイトで確認できます。