八千代市立の全学校に氷を配布し熱中症対策を支援する取り組み

八千代市立全学校に氷の配布が実施される

昨今、暑さが厳しい季節には、子供たちの健康を守るための取り組みが重要です。千葉県八千代市では、全30校の小学校、中学校及び義務教育学校に対し、熱中症対策として「小粒ROCKⓇ300g」の氷が配布されることが決まりました。これにより、暑い夏でも元気に勉強やスポーツに取り組む子供たちを応援する試みが進められます。

「小粒ROCKⓇ」の配布概要

この配布活動は、6月30日から7月11日までの期間中に、約1万5千人の児童生徒に向けて行われ、合計で32,000袋の氷が提供されます。それぞれの学校で2回にわたって配布されるため、より多くの子供たちがこの冷たさを体感することができるでしょう。さらに、熱中症対策とスポーツアイシングの理解を深めるための啓蒙チラシも同時に配布され、この活動は学校現場にも新たな価値を提供しています。

決意と背景

小久保製氷冷蔵株式会社の代表、酒井東洋士氏は、「新型コロナウイルスの影響で学校環境が変化した今、少しでも子供たちを支援したい」との想いから、この配布活動を2020年から開始しました。そして2025年度以降もロックアイスの配布を継続し、子供たちが暑い夏を乗り切るためのサポートをしていく方針を示しています。

贈呈式の開催

また、7月11日に行われる「ロックアイスⓇ贈呈式」には、生徒代表者と小久保製氷冷蔵の担当者が出席し、氷の贈呈が行われます。この場で、子供たちは直接氷を受け取ることができるため、彼らにとって特別な思い出となるでしょう。贈呈式のプログラムには、出席者の紹介や、ロックアイスの贈呈、そして写真撮影の時間も設けられています。

ロックアイスの質と歴史

「ロックアイス」は、1973年に小久保製氷冷蔵が初めて市場に登場させた「かちわり氷」のブランドです。今年の10月には、50周年を迎えるにあたり、その歴史と共にアウトドアやパーティシーンでの活用が期待されます。さらに、スポーツ分野や熱中症対策など、多岐にわたる用途でも重宝されています。

社会貢献への取り組み

小久保グループは、国全体に広がる販売網を持ち、地域社会への貢献を大切にしています。彼らは、氷を通じて豊かな食文化を育むことに努めており、スポーツ理論を活かしたアイシングや熱中症対策に力を入れることで、さらなる社会貢献に取り組んでいます。これからも、多くの子供たちが夏を無事に過ごすために、よりよい支援策が講じられることを期待しています。