QuizKnockの第2回みんなで卒論発表会のレポート
2025年3月30日(日)、伊沢拓司が率いるQuizKnockが「QuizKnockと学ぼうプレゼンツ 第2回みんなで卒論発表会」を開催しました。今年も多くの学びを求める者たちが集結し、賑やかなイベントとなりました。
日本科学未来館を会場に、229名の参加者が現地に足を運び、さらにオンラインでは最大2,700名がライブ配信を通じて視聴。合計で約3,000名が、6名のプレゼンターによる多様な研究発表に耳を傾けました。これには参加者はもちろん、オンライン視聴者も新たな発見を楽しんでいました。
この「卒論発表会」は、全国から選ばれた研究者たちが自身の論文を発表する機会を提供するもので、学ぼうという精神が色濃く表れています。昨年に引き続き開催され、参加者たちはそれぞれの研究活動を通じて得た知識や経験を発表していきました。
究極の知識の快楽
イベントの冒頭、司会の東言は、「これだけ多様な研究が集まることはなかなかない。新しい視点を持ち帰ってほしい」と語り、来場者の期待を一層高めることに成功しました。須貝駿貴と田村正資、伊沢拓司の3名がプレゼンターとして登壇し、会場を盛り上げました。
彼らはそれぞれ発表者への質問や感想を交え、インタラクティブな雰囲気を作り出していきます。須貝は会場の広さに驚き、それを楽しみにしている様子が印象的でした。田村もまた、未知の知識との出会いに心を躍らせ、場の熱気をさらに高めました。
それぞれの研究発表
発表内容は多岐に渡り、生化学、文学、心理学に至るまで、幅広い分野の研究が披露されました。注目は、京都大学大学院を修了したシャカ夫や東京大学の卒業生である東言が発表した内容です。彼らの専門的な知識と情熱が、観覧者の心を掴みました。
各発表後には、須貝と田村が具体的な質問を投げかけ、発表者はそのたびに新たな視点から回答。会場には700件を超える質問が寄せられ、参加者たちの好奇心が伺えました。発表者達も予想外の質問の多さに驚きを隠せず、自身の研究をより深く考えるきっかけとなったようです。
また、発表が進む中で、東言が自身の好きなクイズと国語学を融合させた研究について語る場面では、楽しさが伝わってきました。彼は「好きなものを見つけることで自然と研究テーマが見えてくる」とアドバイスを贈りました。
熱気溢れるエンディング
約2時間にわたるプレゼンテーションが終わり、最後は3人によるフリートークタイムが展開されました。ここでは、研究テーマ選定の過程や、どのように各自がモチベーションを維持してきたかについて語られました。田村は哲学を専攻した経験から、思考の幅を広げることの重要性を強調し、須貝は派手な実験からインスピレーションを受けた逸話を披露しました。
最後に、田村は「今回のイベントを通じて、皆さんが新しい発見を得たなら嬉しい」と締めくくり、温かい拍手が会場を包み込みました。
今回の「卒論発表会」は豪華な研究者たちの知識が集結した素晴らしいイベントでした。今後もQuizKnockは「学ぶ楽しさ」を提供し続けることでしょう。次回のイベントが待ち遠しいですね。