おにぎり協会、海外進出が加速!
日本の食文化を代表する「おにぎり」が、今、海を越えて新たな展開を見せようとしています。一般社団法人おにぎり協会が、農林水産省関連の輸出支援事業を担う組織、全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会(略して全米輸)に2025年10月に正式加盟することが決まりました。この加盟を契機に、協会は日本産米やコメ関連製品の海外での普及活動をさらに強化する方針です。
 加盟の背景
おにぎり協会は2014年に設立されて以来、おにぎりを通じて和食文化を広めることに力を入れ、日本産米の魅力を世界に伝えるさまざまな活動を展開してきました。国内外でのイベント、商品認定制度、食育事業、自治体や企業との連携を強化し、BtoBやBtoCの両面で活動しています。これまでの経験を活かし、2025年6月にはニューヨークで開催される「Summer Fancy Food Show」に参加し、現地のバイヤーやメディア関係者に日本のおにぎりの魅力をアピールしました。
この取り組みが好評を得たことが、全米輸との正式加盟につながったのです。
 今後の連携強化
おにぎり協会は、全米輸の主催や共催イベントにおいて、さまざまな分野での協力を行う予定です。具体的には、海外展示会でのおにぎり実演や、現地の方々への文化的なプレゼンテーション、さらには「おにぎり職人ネットワーク」を利用した体験型コンテンツの提供などが考えられます。これにより、日本の米に対する関心を高め、消費拡大を目指す狙いがあります。
 ヘルシーでサステナブルな米
おにぎり協会は、ポータブルフードとしての米や、健康的で持続可能な主食という視点から、消費者との接点を広げていく考えです。また、自治体や生産者、企業との共同プロジェクトも進めており、“おにぎり”を核とした新たな商品開発や広報活動にも取り組んでいく予定です。
 エキサイティングな未来
全米輸の事務局代表は「おにぎり協会の加入は非常に嬉しい」とコメントしており、今後の展示会やプロモーションにおいて強力なパートナーシップを期待しています。また、おにぎり協会の代表理事、中村祐介氏は「おにぎりは日本の米を直感的に伝える食」とし、今後の活動に対する意気込みを語っています。
このように、今後の活動が多岐にわたるおにぎり協会は、日本の米文化を海外に広める重要な役割を果たすことが確実視されています。私たちもその動向に注目し、応援し続けたいものです。日本産の米とおにぎりの魅力が、世界中に広がる日を夢見て。
 公式サイト
おにぎり協会公式サイト
これからのおにぎり協会の活動から目が離せません!