鮭を未来へつなぐ!中村家の「シャケノベイビー運動」始動
岩手県釜石市に本社を構える有限会社中村家が、毎年11月11日の「鮭の日」に合わせて実施している「#シャケノベイビー運動」を今年も開始しました。この取り組みは、未来の鮭の豊漁を目指したもので、鮭の稚魚放流を支援することが目的です。
運動の概要
本活動は、11月から翌年1月までの期間中に、中村家の公式オンラインショップで販売される鮭やいくらを使用した商品を購入することで、売上の1%が寄付される仕組みです。この寄付金は一般社団法人岩手県さけ・ます増殖協会に送られ、昨年は約218,000尾の鮭稚魚を支援することができました。中村家の代表取締役、島村隆氏が、2025年2月には同協会や岩手県庁を訪問し、ご報告も行っています。
鮭といえば日本の食文化の象徴とも言える存在であり、特に代表商品『三陸海宝漬』に使われていることからも分かるように、その味わいは私たちにとって欠かせないものです。しかし、もし鮭が消えてしまったら、その味も失われてしまいます。「いつまでも美味しい鮭を楽しんでもらいたい」「次世代に豊かな海を残したい」という願いから、この運動は続けられています。
水辺の清掃活動と鮭の放流
「#シャケノベイビー運動」の一環として、2025年4月には甲子川の河川敷での清掃活動にも参加しました。この川は釜石湾とつながっており、鮭が遡上する重要な場所です。実際に現地に行ってみると、思っていた以上にごみが落ちていることに驚きました。風で飛ばされてきたビニール袋や空き缶、たばこの吸い殻など、清掃作業をすることでその影響の大きさを実感しました。
そして2025年4月22日、釜石湾漁業協同組合の協力のもと、鮭の稚魚放流も行いました。県立釜石祥雲支援学校の生徒たちと共に、バケツに入れた小さな鮭を優しく川に流しました。鮭のベイビーたちは、ほんの数秒で水中に消えていく姿は、少し忘れ難い感動的な瞬間でした。体長6センチ、重さ2グラムに育った稚魚を放流する理由には、回帰率を上げるためという大切な目的があります。自ら手を掛けて育てた鮭が、将来元気に戻ってくるという希望を持って活動に取り組みました。
参加方法とさらなる情報
この運動には、商品の購入を通じて誰でも参加することができますので、ぜひ一緒に未来の豊漁を育んでいきましょう。また、現在開催中の「お歳暮早割キャンペーン」でも対象商品があり、期間中は特別価格で購入することができるので、ぜひこの機会を利用してください。この運動に対する理解と協力をいただければ幸いです。
詳細については、中村家の公式オンラインショップをご覧ください。あなたの一歩が、鮭の未来を支える大きな力になります。ぜひ、一緒に鮭の未来をつなぎましょう。