東京ビッグサイトでのフードテックイベントが開催
2025年5月8日から10日の間、東京ビッグサイトにて「SusHi Tech Tokyo 2025」が開催されます。このイベントは、アジア最大のスタートアップカンファレンスで、東京都の多様な主体が協力し、持続可能な未来を目指すテクノロジーとアイデアが集まります。Sustainable Food Asia(以下、SFA)は、フードテックスタートアップ企業10社と共に、最先端のサステナブルフードを紹介・販売します。
SFAの出展内容
今回は、SFA自社商品としてジャックフルーツを用いたフルーツミートのしぐれ煮入りおむすびや、グルテンフリーかつ植物由来の讃岐うどんを提供します。ジャックフルーツしぐれ煮は、栄養豊富でありながら低カロリーの代替肉として注目されています。食感と風味が楽しめるこの商品は、健康を意識した人々にも適しています。
また、SFAは「Sustainable Food Innovation Program」を通じて、国内スタートアップ企業の東南アジア進出を支援しており、今回の出店でもその取り組みの一環となります。イベントでは、アップサイクルや発酵技術を利用した新しい形の食体験を提案し、来場者に新たな価値を提供することを目指しています。
「SusHi Tech Tokyo 2025」の概要
このカンファレンスは、「Sustainable High-City Tech」をコンセプトとしており、世界中の都市が抱える課題解決を目指します。ビジネスデイやパブリックデイを通じて、多様なセッションや展示が行われる予定です。
開催日程
- - 日程: 2025年5月8日(木)~10日(土)
- - 会場: 東京ビッグサイト 東展示棟4~6ホール
- - 主催者: SusHi Tech Tokyo 2025実行委員会
注目の販売メニュー
当日提供予定の製品には以下が含まれます。
- - おむすびとお味噌汁セット: ジャックフルーツしぐれ煮入りのおむすびや、うま藻、タマネギぐるりこなどが組み合わさった一品。
- - プラントベースの讃岐うどん: 小麦粉・添加物を使わず、グルテンフリーで健康的。
- - アップサイクル技術を用いたお菓子: おからクッキーやグラノーラなど、無駄をなくして生まれた商品群。
これらの製品は、食べることでサステナブルな社会の実現に寄与することを目指しています。
食品の背景
ジャックフルーツは、東南アジアを中心に広まっている果物で、通常の肉と比べて糖質が少なく、ビタミンや食物繊維が豊富です。また、流通課題により多くのジャックフルーツが廃棄されている現状を受け、未熟な果実の皮以外を活用して新しい食材として提供します。これにより、環境負荷を軽減しつつ新しい美味しさを創造する取り組みをしています。
東京SUTEAMの取り組み
「TOKYO SUTEAM」では、東京都のビジョンである「Global Innovation with STARTUPS」を掲げ、スタートアップ企業を支援するためのプログラムを展開しています。SFAは協定事業者として、62社と連携し、サステナブルな食の拡大を図っています。
未来の食文化を共に
サステナブルな未来を目指す「SusHi Tech Tokyo 2025」での取り組みを通じて、私たちの食文化の新たなスタンダードが確立されることを期待しています。来場者の皆様に、ぜひこの機会に革新的な食体験をご堪能いただきたいと思います。