食品ロス問題に挑む
2025-07-25 15:33:31

共立女子大学生が挑む食品ロス削減!トマトジュースの新たな提案

共立女子大学生が挑む食品ロス削減!トマトジュースの新たな提案



2024年3月、カゴメ株式会社と共立女子大学は、食品ロス削減に向けた連携協定を締結しました。このプロジェクトは「もっと知ってもっと削減、トマトの有効活用プロジェクト」と名付けられ、学生たちは規格外品トマトを活用した「フラガールトマトジュース」のマーケティング戦略を考案しています。

プロジェクトの背景



昨今、食品ロス問題は深刻な社会課題として認識されています。カゴメは自然の恵みを活かす企業として、規格外トマトの有効活用が求められています。共立女子大学の学生たちは、ビジネス学部野沢ゼミの一環として、この問題に取り組むことになりました。目的は、規格外トマトを使用したジュースの販促と、食品ロス削減の意識を広めることです。

学生たちの取り組み



プロジェクトに参加したのは、ビジネス学部の4年生12名。彼らは昨年9月、いわき小名浜菜園を訪れ、そこで規格外トマトの処理を見学しました。この経験が、食品ロスを自分ごととして捉えるきっかけとなり、様々なマーケティング戦略を考案する基礎となりました。

最終的な成果発表は、2025年7月14日に開催され、グループごとに異なるアプローチの提案がなされました。

発表内容の概要



  • - グループAは、温泉施設でフラガールトマトジュースのディスペンサーを設置し、健康や美容を意識した消費者にアプローチ。サステナブルなライフスタイルを促進するという提案です。
  • - グループBは、20代の女性をターゲットに、手に取りやすい価格でジュースを展開することを提案。規格外トマトのストーリーを前面に押し出し、「買うことが応援になる」というメッセージを強調しました。
  • - グループCでは、現代の若者のアルコール離れを考慮し、お通しにトマトジュースを提供することを提案。美容志向が高い若年女性の心を掴む狙いです。

このプロジェクトに参加した学生たちは、食品ロス削減に向けたマーケティング戦略を導き出すことを通じて、貴重な経験を積みました。彼らの熱意や発想が、今後どのように食品業界に影響を与えていくのか大きな期待が寄せられます。

今後の展望



共立女子大学とカゴメの連携は、単なる産学協働にとどまらず、社会に対する強いメッセージを発信していくものです。学生たちが持つ新鮮な視点やアイデアは、企業としてのカゴメにとっても重要な資源となるでしょう。今後、さらなるプロジェクトの進展と、具体的な成果を期待したいです。

食品ロスの削減に向け、学生たちの積極的な取り組みが新たな道を切り開くことを願っています。このプロジェクトが広く認知され、社会に良い影響を与えることを期待しています。


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