プラントベースライフを体験する「Plantful Inspirations 2025」レポート

2025年11月8日、代官山のForestgateにて、イタリア・ミラノ在住のヴェルヌ華子氏が主催する「Plantful Inspirations 2025」が開催されました。このイベントは、「毎日の一皿から、心と身体、地球のウェルネスをつなぐ」という理念を基に、多くの人々にプラントベースの食習慣の魅力を伝えることを目的としています。

この日、会場には2,700名以上の来場者が訪れ、終日賑わう様子が見受けられました。テーマは「Nourish - 満たすことで、満ちていく世界へ」。参加者は、さまざまなトークセッションやワークショップを通じて、プラントベースのある暮らしを深く体験することができました。

イベントの内容

「Plantful Inspirations 2025」では、6つのトークセッションと3つのワークショップ、そして16店舗のマルシェが展開されました。お客様は食やウェルネスに関するエキスパートの話を聞き、新たな知識を得る貴重な機会を楽しむことができました。

トークセッション

トークセッションは事前販売で完売した人気イベント。熱心な参加者たちが詰めかけ、各セッションでは食とウェルネスの専門家たちが様々な視点からの対話を繰り広げました。

- Talk session A: 食の優しさを考えるセッション。株式会社坂ノ途中の代表とヴェルヌ華子氏が、農業の現状やプラントベースの未来について参加者と共有しました。
- Talk session B: LOVEGソイミールの役割を通じて、食と環境問題について考える時間がありました。
- Talk session C: 情報過多な時代における「選ぶ力」と「楽しむ知恵」をテーマに、実践的なヒントを提供しました。
- Talk session D: 植物由来のベーカリーについて学び、サステナブルな食文化について深く掘り下げました。
- Talk session E: 美しさを朝食から考えるセッションでは、北欧の伝統的な食文化を基にした新たな価値観が提案されました。
- Talk session F: キャリアを進める女性たちが、自分を満たせる選択肢としてのウェルネスに触れ、モチベーションを高める内容が語られました。

ワークショップ

ワークショップでは、参加者が直接体験を通じてプラントベースの魅力を実感。

- Workshop A: 秋の味覚を活かしたプラントベースランチを体験。参加者は、日本製の鋳物ホーロー鍋「バーミキュラ」を使用しての調理を楽しみました。
- Workshop B: 親子で作るベジタブルアートピザでは、子どもたちが楽しく野菜を使って料理を学びました。
- Workshop C: サラダ王子が特別バージョンのサラダを提案し、栄養学について詳しく学べる時間となりました。

マルシェ

マルシェには昨年の約倍となる16店舗が参加し、豊富なプラントベース商品が並びました。来場者は様々な試食を楽しみながら、食材や商品の背景を知ることができ、共感を呼ぶ体験となりました。多くの来場者がその魅力に引き込まれ、終日賑やかでした。

参加者の声

イベント後、参加者からは多くの感想が寄せられました。「このイベントを通じて新しい食材を知り、家庭でも楽しみたいと思いました。」「講師の方々の情熱に触発され、自身の食生活を見直すきっかけになりました。」といった声があり、来場者の心を動かすイベントであったことが伺えます。

まとめ

「Plantful Inspirations 2025」は、プラントベースなライフスタイルがもたらす心や身体、環境へのポジティブな影響を体験する素晴らしい機会でした。今後、開催されるイベントでは、より多くの参加者がブランドや企業の取り組みを見ることができるよう、さらなる内容の充実が期待されています。今回の経験が、多くの人々が健康で幸せな食生活を手に入れるきっかけとなることを願っています。

イベントの詳細や今後の予定については、公式サイトやSNSもチェックしてみてください。