バーチャルシンガー花譜、メジャーデビューと海外進出への道筋を描く

バーチャルシンガー花譜、世界への扉を開く

今年、活動7周年を迎えたバーチャルシンガー花譜が、エイベックス・ミュージック・クリエイティヴからメジャーデビューするという嬉しい知らせが届きました。この発表は、音楽界隈に新たなインパクトを与えるものとなっています。花譜は、これから世界へと羽ばたく新たなステージに向かって、さらに大きな挑戦を行っていくのです。

メジャーデビューの背景

花譜は、14歳でデビューし、唯一無二の歌声と独特の世界観を持つアーティストとしての地位を確立してきました。彼女が参加した「組曲」シリーズにおけるアーティストとのコラボレーションは、多くの話題を呼び、YouTubeの登録者数は100万人を超え、総再生回数は3億回に迫ります。日本武道館や代々木第一体育館でのワンマンライブを成功させた経験もあり、ファンの心をつかむ力は抜群です。

新プロジェクト「KAF81 KAF×avex Overseas Mission」

今回のメジャーデビューに伴い、花譜は「KAF81 KAF×avex Overseas Mission」と名付けられた新プロジェクトを始動させます。このプロジェクトは、花譜がこれまで築いてきたファンとのつながりを基に、世界に彼女の音楽を届けることを目的としています。特に注目すべきは、アメリカでの初の北米公演「HAJIMEMASHITE in Anime Central」の成功が彼女の自信を支え、今回のプランに結びついた点です。

海外ライブの計画

このプロジェクトの具体的な一歩として、11月29日と30日に中国・上海で行われるワンマンライブ「宿声」が計画されています。この公演は、2026年3月1日にぴあアリーナMMで行われる5th ONE-MAN LIVE「宿声 / 深愛」へのつながりがあります。上海での経験をもとに、より深い感情をステージに表現することが期待されています。

ファンとの絆

花譜は、ファンのことを「観測者」と呼び、彼らとの絆を大切にしています。新たな国での挑戦も、これまでの観測者たちを意識しつつ行われるため、多くのファンがその成長を見守ることになります。バーチャルシンガーという新しい形のアーティストが、どのように世界に通用していくのか、その過程を見届けられるというのは、ファンにとっても特別な体験となるでしょう。