新潟県十日町市の「つなぐ棚田米」が素晴らしい理由とは
新潟県十日町市は、棚田の絶景とともに、特別な米の味わいを提供する地域です。この美しい棚田を保全し、次代へつなぐための取り組みが、農林水産省から認定を受けた「つなぐ棚田遺産」として実現しました。特定非営利活動法人 地域おこしが発足し、地元の農家と連携して、新たな試み「つなぐ棚田米」を誕生させました。これから、その魅力や背景をご紹介します。
1. 十日町市の棚田の魅力
十日町市は、全国で最も多くの「つなぐ棚田遺産」に認定された地域で、その数は14地区にも及びます。棚田は日本の原風景で、四季折々の美しい風景は心を癒してくれます。また、その農業体制は、食料の生産だけではなく、水源や生物多様性を守る重要な役割を果たしています。
しかし、急傾斜地にある棚田は、大型機械が入らず、管理には多くの労力が必要です。このため、耕作放棄の危機も抱えています。そこで、私たちは「棚田は見るだけではない」との考えから、農業体験を通じて棚田への愛着を生み出すことを目指しました。
2. 「つなぐ棚田米」の特徴
「つなぐ棚田米」は、特に選ばれた5地区の棚田から収穫されています。各地区の棚田にはそれぞれ独特の魅力がありますが、以下に主な特徴を挙げます。
十日町市は日本有数の豪雪地帯。春の雪解け水がミネラルを豊富に含み、育成に貢献します。また、高所での昼夜の温度差が米の甘みを引き出し、平地では味わえない特別な美味しさに仕上げています。
各種お米と共に、棚田の生産者を紹介する手紙「タナダレター」を同梱します。これにより、ただの食材を越え、生産者とのつながりを感じられる特別な体験が提供されます。また、定期便では農家のインタビューが掲載され、常に新しい情報を楽しむことができます。
この取り組みは、ただの購入者と生産者の垣根を越え、より深いつながりを目指しています。寄付者は、生産者への応援メッセージを送ることで、農家の励みにすることができ、喜びを共有できます。
3. 十日町市の魅力を知る
「つなぐ棚田米」を味わうことで、十日町市の豊かな自然や文化にも触れることができます。旬の食材や、地域のイベント(大地の芸術祭や雪まつりなど)を楽しむことで、さらなる交流が生まれます。
4. 新鮮さを保つ特別な方法
つなぐ棚田米は、玄米のまま低温保管されています。ご注文後に独自のプラントで精米を行い、新鮮な状態でお届けするため、いつでも美味しいお米を味わえます。
5. 地域おこしの活動
特定非営利活動法人 地域おこしは、2004年の中越地震を経て設立され、地域活性化に向けた特別な取り組みを行っています。棚田の継承や、農業と都市との交流に注力し、他の過疎地への活力をもたらすことを目指しています。
結びに
「つなぐ棚田米」は単なる食材以上のものです。それは、十日町市の農家と寄付者との間に新たな絆を生むものなのです。地域の美を味わいながら、その結果生まれるつながりを楽しみ、少しでも棚田を支える力になれることを願います。