高校生が学ぶ！オリーブオイルの魅力と活用法とは

食品開発や味覚教育が重要視される中、株式会社J-オイルミルズ（東京都中央区）は、高校生たちを対象にした特別な食育教室を開催しました。8月28日、同社の施設「おいしさデザイン工房®」で行われたこの講座は、「第14回ご当地！絶品うまいもん甲子園」の参加者を対象とし、オリーブオイルの新たな魅力を伝える機会となりました。このイベントは、全国の高校生たちが地域の食材を利用したオリジナル料理を発表することを目的とした大会の一環です。

オリーブオイルを学ぶ意味

git日常的に使われるオリーブオイルですが、その種類や適切な使い方を知らない人も多いのではないでしょうか。食育教室では、エクストラバージンオリーブオイルとピュアオリーブオイルの違い、さらに揚げ物に使われるキャノーラ油との香りの比較など、目から鱗の情報が目白押しでした。また、オリーブオイルにレモンを加えると味がどのように変わるのかを実際に体験し、その多様性を感じることができました。

参加した高校生たちは、さまざまなオリーブオイルを実際にテイスティングし、その風味や特徴を学びながら興味を深めていきました。彼らの感想からは、オリーブオイルに対する愛着が生まれていることが伝わってきました。「今まで知らなかったオリーブオイルの使い方を知れてよかった」「お店に並んでいる商品がかわいらしく思えた」「じっくり香りをかいだり、味わったりできてとても充実した時間だった」と、彼らの期待感を超えた体験だったようです。

「ご当地！絶品うまいもん甲子園」とは

このイベントの背景には、「ご当地！絶品うまいもん甲子園」があります。この大会は、一般社団法人全国食の甲子園協会によって発足され、高校生が自らの夢を追いかけ、地域の食材を活用してオリジナルの料理メニューを考案し、調理し、プレゼンテーションするコンテストです。このような取り組みは、震災や後継者不足など、日本の食文化を取り巻く厳しい環境において、未来の担い手となる若者の育成を目指しているのです。

大会は8月にエリア選抜大会が開催され、11月には決勝大会が行われる予定です。高校生たちが自らのアイデアと情熱を料理という形にし、地元の魅力を伝える姿勢は、今後の日本の食文化の発展に繋がることでしょう。

J-オイルミルズの取り組み

株式会社J-オイルミルズは、2004年に製油業界の3社が統合してできた企業で、主に食用油を製造しています。彼らは、味の素グループの一員として、様々な油脂製品や機能性素材を取り扱っています。環境に配慮した「スマートグリーンパック®」の取り入れや、植物由来の原料から価値を引き出すことに力を入れ、健康とおいしさの両立を目指しています。

このような取り組みは、食育活動を通じて未来の食文化を育成する高校生たちにも良い影響を与えることでしょう。ぜひ、彼らの挑戦と成長を応援していきたいですね。詳細については、秋の「ご当地！絶品うまいもん甲子園」にもご注目ください！