復興の合唱『フェニックス』
2025-05-08 09:56:20

全国の子どもたちが歌でつなぐ復興の願い『フェニックス』

全国の子どもたちが歌でつなぐ復興の願い『フェニックス』



2023年5月14日、石川県輪島高校にて、全国の小中高校生の代表として250名の生徒たちが合唱曲『フェニックス』を披露しました。この曲は、能登半島地震での復興を願う子どもたちの想いから生まれたものです。今回のイベントはNPO法人MBFCが主催し、「復興への想い」を歌にして表現することで、全国を歌で繋ぐことを目的としています。

『フェニックス』が生まれるまで


作曲を手がけた弓削田健介さんは、全国の子どもたちから集めた300以上の「復興への想い」を基に『フェニックス』を創作しました。この曲は、地震や自然災害に対する希望の象徴であり、困難を乗り越えようとする人々への応援歌でもあります。

今回のイベントでは、他の地域から届いた「能登へのメッセージ&合唱ビデオ」も放映され、生徒たちとともにその映像を見ながら合唱を行いました。さらに、茨城県つくば市の中学校ともオンラインでつながり、交流を深める場面も見られました。

キックオフイベントの内容


イベントは、輪島高校の第二体育館で行われ、参加者たちは共に『フェニックス』を合唱し、歌の中に込められた復興の想いを共有しました。歌うことを通じて、参加者全員が一つになり、音楽の持つ力を実感した瞬間でした。

また、当日の様子は4K映像で記録され、参加できなかった人々にもこの活動を知ってもらうための資料として活用される予定です。

キャンピングカーでの全国巡り


弓削田さんは、キャンピングカーで全国を巡りながら、さらに多くの合唱団と歌を結びつける活動を行っていく計画も立てています。今後は全国47都道府県を訪れ、各地の子どもたちと一緒に歌を作り、能登との繋がりを深めていくことを目的としています。

「みんなで作った応援歌『フェニックス』を全国に広げていく」と弓削田さんは力強く語っています。これは、コロナ禍で活動が制約されていた全国の合唱団にとっての「合唱復興」でもあるのです。

このように『フェニックス』は、能登の子どもたちの想いを全国に広げる活動の第一歩として、多くの人々に感動を届けることが期待されています。今後の展開にも注目です。全国の約47都道府県で、『フェニックス』を歌い、復興の願いを一つにするプロジェクトは、確実に広がりを見せていくことでしょう。

歌うことによって、私たちは共に支え合い、復興に向けての希望を持ち続けられるのです。各地で行われる続報に期待しつつ、ぜひ、復興の象徴とも言えるこの曲を耳にしてください。


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