福岡、奈良に屈す！3Pシュートの連続失点が敗因に

福岡、奈良との激闘に敗北—3Pシュートが試合の鍵を握る

2025年1月5日、福岡にて行われたB.LEAGUEの試合。福岡ライジングゼファーはバンビシャス奈良との対戦に臨み、79-98というスコアで敗北を喫しました。この試合は、前日の快勝からの連勝期待がかかる中で行われましたが、奈良に高精度の3Pシュートを決められるという厳しい展開となりました。

試合の流れ

福岡は試合開始早々、#8スミス選手が鋭いゴール下攻撃を展開し、チーム初得点を挙げました。しかし奈良は、#44ハインズ選手や#7古牧選手による強力な3Pシュート攻撃で反撃。第1クォーターだけで奈良は5本の3Pシュートを成功させ、福岡は一気にリードを許す厳しい状況に。その後も福岡は#25バーレル選手のダンクで流れを変えようと試みましたが、前半終了時には11点差を追う形に。

後半、福岡は反撃を試み、#25バーレル選手がゴール下にて得点を決めるなど、徐々に流れを引き寄せます。特に中村選手が第3クォーターでの3Pシュートやドライブを成功させ、試合残り3分51秒でついに同点に追いつく熱戦を展開。その後、ランダル選手がファウルをもらいフリースローを決めて逆転に成功するなど、一進一退の攻防が続きました。

但し、奈良の#44ハインズ選手が34得点を挙げるなど、この日の勝負どころで3Pシュートを沈められ再び差が広がってしまいます。追い込まれた福岡は果敢に攻めを続けましたが、奈良のシュートタッチは冴え渡り、結局79-98で試合は終了しました。

コーチと選手のコメント

試合後、浜口炎ヘッドコーチは、「奈良の選手に高確率で3Pシュートを決められたことが敗因でした。特にフリースローでは良いプレーができましたが、ミスからファストブレイクを許し、連続得点を奪われました」とその内容を分析。

また、中村選手も「ハインズ選手を止められなかったことが全てです。我々は自分たちの守りを見直し、自己犠牲の精神を持ってプレーしなければならない」と反省しつつ、次の試合に向けた意気込みを語りました。今後の対戦では、しっかりと自分たちのプレースタイルを貫き、リベンジを果たすと誓いました。