バレエみらいシート
2025-07-02 14:34:33

小中学生バレエ体験イベント「バレエみらいシート」レポート

小中学生バレエ体験イベント「バレエみらいシート」レポート



6月21日、東京の新国立劇場で、小中学生を対象としたバレエ体験イベント「バレエみらいシート」が実施されました。このイベントは、オンワードホールディングスとチャコット、公益財団法人新国立劇場が協力して企画したもので、14名の小中学生がプロのバレエダンサーから直接指導を受ける貴重な機会となりました。

イベントの背景と目的


「バレエみらいシート」は、未来のバレエ界を担う子供たちが夢を追いかけるための特別な企画です。日本のバレエ界の現状を知ること、そしてプロダンサーとの交流を通じて、子どもたちの夢や目標を育てたいと考えています。昨年からスタートし、今回が第2回目の開催でした。

参加者は、全国から応募した中から選ばれた小中学生で、自らの夢や質問を手紙に込めて提出しました。多くの応募の中から厳選された14名は、昼の部と夜の部に分かれてそれぞれワークショップと公演を楽しむことができました。

ワークショップ交流会


午後11時35分から始まったワークショップ交流会では、新国立劇場のアクティング・ディレクターである本島美和氏が登壇しました。子どもたちは、まずマイムのテクニックやバレエにおける「表現の大切さ」について学びました。

本島氏は、バレエの公演映像を用いて、動きの意図や心情を伝える方法を丁寧に説明しました。「サブテキスト」と呼ばれる、台詞のないバレエで心情を伝える技術が重要であることを強調し、実際にバレエの振り付けを演奏に合わせて練習しました。この実践的な体験により、子どもたちはバレエの奥深さを実感した様子でした。

また、ワークショップ後には本島氏との2ショット撮影の時間も設けられ、子どもたちの嬉しそうな笑顔が印象的でした。

「不思議の国のアリス」鑑賞


ワークショップの後、子供たちは新国立劇場バレエ団による『不思議の国のアリス』の公演を鑑賞しました。この作品は、アリスが夢と現実を行き来しながら、不思議な冒険を繰り広げる物語です。プロダンサーによる華麗な演技や、素晴らしい舞台装置に目を奪われながら、子どもたちは感動に浸りました。公演は、プロのバレエ団ならではの圧倒的な表現力と感動を与えました。

特別な思い出を持ち帰る


公演終了後、参加者には特別な「バレエみらいシート」限定の座席カバーがプレゼントされました。このカバーは、後にバレエシューズを収納するための巾着として使えるデザインになっており、参加した子どもたちの特別な記念品としての役割も果たしています。

休憩時間のふれあい


最後には、公演の幕間に本島氏との軽食を楽しむ時間も設けられ、クイズや質問の時間も持たれました。子供たちは、憧れのプロに直接質問できる貴重な機会に目を輝かせ、楽しいひとときを過ごしました。

本島美和氏からのメッセージ


本島氏は、参加者に向けて「みなさんの生の声を聞くことができた貴重な経験でした。これからも真っ直ぐに夢を追い続けてほしい」と激励の言葉を贈りました。このようにして、子供たちはバレエへの情熱を新たにし、夢を膨らませて帰路に着きました。

まとめ


「バレエみらいシート」は、ただの体験イベントにとどまらず、才能ある子供たちに向けた大きな期待が込められています。バレエを通じて、夢に向かって努力する楽しさを実感し、新たな自己表現の場を得ることができました。この特別なイベントは、今後も続けてほしいと願うばかりです。


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