電気の力でおいしさを倍増!エレキソルト スプーン
最近、キリンホールディングスが開発した「エレキソルト スプーン」が、日本マーケティング協会主催の「第17回 日本マーケティング大賞」で奨励賞を受賞しました。このスプーンは、電気を利用して減塩食品の塩味やうま味を引き出す新しい技術を採用しています。受賞式は6月12日に品川プリンスホテルで行われ、多くの注目を集めました。
受賞の背景
食塩の過剰摂取が問題視される現代社会において、エレキソルト スプーンは、シンプルに食器を変えるだけで、減塩食を美味しく楽しむことができる新しいアプローチを提供しました。これによって、食の楽しみを損なうことなく、健康を意識した食生活を推進することが可能となります。この受賞は、ただ技術的な革新を評価されたわけではなく、「おいしさと健康を両立し、サステナブルな社会づくり」を目指す姿勢が高く評価された結果と言えるでしょう。
受賞コメント
キリンホールディングスのヘルスサイエンス事業部である佐藤愛氏は、受賞に際し、「この栄誉ある賞をいただけたことを大変光栄に思います。私たちの目指すビジョンは、キリンだけで実現できるものではなく、共感しともに挑戦してくださる企業や機関の方々のおかげでこの賞をいただけた」とコメントしています。その中で、食の楽しさを追求し続ける姿勢を強調しました。
エレキソルトの未来
エレキソルトは、スプーンだけでなく、今後も様々な食器への展開を計画しており、減塩メニューの開発や提案も進めています。キリンは、さまざまな企業や自治体と協力し、エレキソルトの利用する場面や潜在的な市場の拡大を目指しています。この取り組みにより、消費者が楽しく美味しく、そして健康に配慮した食生活を実現できるようサポートしていく方針です。
食と健康の新たな楽しみ
キリングループは、人と自然を大切にしながら、「食と健康」をテーマにした新たな喜びを提供することを目指しています。これを通じて、豊かな心を育む社会の実現に貢献していく姿勢を忘れません。エレキソルト スプーンが切り開く未来には、楽しさと健康が共存する新しい食文化が広がることでしょう。私たちも、これからの展開に目が離せません。