環境に優しい新たな挑戦!アップサイクルビール「イタリアンレッド」登場
食品ロスの削減に向けた新しい試みが、ビールの世界にも登場しました。キリンビールと日清製粉ウェルナが共同で開発したアップサイクルビール「イタリアンレッド ~トマト&パスタ~」が、12月17日(水)からスプリングバレーブルワリー東京にて数量限定で販売されることになりました。この商品は、食品ロスとなったパスタを活用したもので、環境に配慮した新しいビール文化を提案しています。
アップサイクルとは?
アップサイクルとは、廃材や規格外の食材など、本来は廃棄されるはずの物を再利用し、付加価値のある製品へと生まれ変わらせるプロセスのことです。今回のイタリアンレッド製作にあたり、キリンビールは日清製粉ウェルナの「『パスタデミライ』アップサイクルプロジェクト」と連携し、物流の過程で損傷したパスタを利用しました。これにより、見た目に問題があるため販売できないパスタに新たな命が吹き込まれることになります。
ペアリングを楽しもう
販売開始の12月17日からは、同店舗で「パスタデビール」フェアも開催され、日清製粉ウェルナとのコラボメニュー4品と「イタリアンレッド」のペアリングが楽しめます。70周年を迎えた人気の「マ・マー」ブランドを使用した特別メニューとともに、ビールの新しい楽しみ方を提案します。これは、クラフトビールの楽しさをより多くの人々に知ってもらう良い機会でもあります。
環境への取り組み
キリンビールでは、食品ロスを解決することをネイチャーポジティブの理念の一環として捉え、サーキュラーエコノミーの重要性も認識しています。製造過程で生じる無駄を減らすことが、持続可能な社会の実現につながることを目指しています。日清製粉ウェルナも、食品ロスを減らすための取り組みを行っており、双方が協力することで新たな価値を創造することに成功しました。
まとめ
このアップサイクルビール「イタリアンレッド ~トマト&パスタ~」は、ビールの味わい深さを増すと同時に、環境保護にも貢献する素晴らしいプロジェクトです。ビールの新しい楽しみ方を求めている方や、環境意識の高い方には特におすすめです。ぜひ、限定販売を楽しんで、自分自身のビール体験をアップデートしてみてはいかがでしょうか!