浪曲の名人たち
2025-01-18 15:55:35

浪曲名人会で感じる日本の文化と伝統の魅力とは

浪曲名人会で感じる日本の文化と伝統の魅力



令和7年2月22日、国立文楽劇場で開催される『浪曲名人会』は、昭和60年から続く伝統的なイベントです。この公演には、関西浪曲界で輝かしいキャリアを築いてきた浪曲師たちが集まり、各々の個性豊かな演目を披露します。その中でも特に注目すべきは、昨年人間国宝に認定された京山幸枝若の登場です。この機会に、ぜひ日本の伝統文化である浪曲に触れて、その魅力を体験してください。

演目紹介


公演の幕開けを飾るのは、幅広いジャンルで活躍する春野恵子です。彼女は、江戸時代の赤穂事件を元にした演目『大高源吾笹売りの條』を披露。雪の両国橋で繰り広げられる物語が、観客を感動の渦に巻き込みます。

次に登場するのは、真山一郎です。彼の『番場の忠太郎』は、映画や歌謡曲でも親しまれており、感情豊かな演技に期待が高まります。渡世人が母を探す姿を通して、心に響く感情を伝えてくれることでしょう。

さらに、名古屋を拠点に活動している天中軒雲月も魅力的です。彼の演目『男一匹天野屋利兵衛』では、拷問に耐える商人の矜持が描かれ、強いメッセージが伝わります。

そして、三原佐知子が三年ぶりに舞台に登場。彼女の代表曲『異国の母』は、両親を亡くした子どもを育てる東京の魚売りの母親を描いた心温まる作品です。この母と子の絆が、観客の心に深く響くことでしょう。

最後に、大トリを飾るのは当然、京山幸枝若です。彼女は、浪曲をより身近に感じてもらうための努力をし続けています。今回は、長講の『尾張大八』が披露され、笑いあり、涙ありのエンターテインメントが展開されることでしょう。

公演詳細


  • - 日時: 2025年2月22日(土)午後1時開演(午後4時20分終演予定)
  • - 場所: 国立文楽劇場
  • - 料金: 一般4,200円、学生2,900円
  • - 予約開始: 2025年1月18日(土)10:00から、https://ticket.ntj.jac.go.jp/での予約が可能

このイベントは、国立文楽劇場の開場40周年を記念して行われます。浪曲界のスターたちによる素晴らしいパフォーマンスを見逃さないためにも、今すぐスケジュールを調整して、チケットを手に入れてください。日本の伝統文化である浪曲の魅力が体感できる、この貴重な機会をお見逃しなく!


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