ファミマの防災教育
2025-09-29 11:44:25

ファミリーマートが提供する防災教育と食育の新しい取り組み

新聞紙のお椀で「ファミチキ」を楽しむ!



2025年9月26日、東京都足立区のファミリーマート本木東町店で「ファミマこども食堂」が開催され、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレンと協力して行われた防災ワークショップに多くの家族が参加しました。この取り組みは、子どもたちの防災意識を高めながら、食育の重要性も伝えるものです。今回はその様子を詳しくご紹介します。

防災教育の必要性



近年、自然災害が多発する中、子どもたちが防災に対する意識を持つことはますます重要となっています。しかし、家庭や学校での防災教育は十分ではないとの声が高まっています。保護者たちの4割が「子どもの防災意識は低い」と感じており、実際に過去の地震や災害を経験した子どもたちからは、「もっと備える必要がある」という切実な意見が寄せられています。そこで、ファミリーマートはこの社会のニーズに応えるべく、こどもたちが「生きる力」を育む実践的な教育を提供しています。

新聞紙でお椀を作るワークショップ



当日は、近隣に住む親子たち合計14名が参加しました。ワークショップでは、セーブ・ザ・チルドレンのスタッフと共に非常用持ち出し袋の中身を確認し、災害時に必要なアイテムを学びました。「これは何に使うんだろう?」と手に取ることで、子どもたちは自然に防災グッズの重要性を理解していきます。また、店内の商品を見て、必要なものを考える時間も設けられ、子どもたちは自分で考える力を養いました。

特に注目されたのが、新聞紙を使って作る「お椀」です。今年は昨年のコップ作りを発展させ、新しい挑戦としてお椀を作成しました。完成したお椀に盛り付けたのは大人気の「ファミチキ」。このように、工夫次第で災害時でも美味しい食事を楽しむことができるという体験が、子どもたちにとって非常に印象深いものでした。

体験を通じた成長



ワークショップの後には、ファミリーマートでの仕事体験が待っていました。子どもたちはレジに立ち、バーコードを読み取る音にドキドキしながら歓声を上げました。普段は見られない店舗の裏側を探検し、商品補充などの業務を経験することで、彼らにとって新たな発見がたくさん生まれました。最後には、イートインスペースでみんなでランチを囲みながら、今日の体験について話し合う和やかな時間を楽しみました。

参加者の声



イベント参加者からは、「防災ワークショップで、本当に何を持ち出すべきか、すごく考えさせられました」といった感想が寄せられました。また、他のこども食堂と比べ「美味しかったし、楽しかった。勉強になった」という声も多く、家族みんなで満足できる素晴らしい経験となったようです。

このように、「ファミマこども食堂」とセーブ・ザ・チルドレンの共同企画は、親子で防災教育を楽しむ貴重な機会を提供しており、今後も続けていく価値のある取り組みです。参加した子どもたちが、この経験を通じて「自分のこと」として災害を考えられるようになることを期待しています。また、こちらの取り組みは地域の防災意識を高めるだけでなく、子どもたちが「食」の大切さを理解する助けにもなっています。これからも新たな企画に注目していきたいと思います。


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