兵庫県立高校が手がける地元食材を使ったメニュー販売プロジェクト始動！

兵庫県立高校が誇る地元食材を生かした取り組み

兵庫県では、今年も生徒たちによる地産地消プロジェクトが進行中です。このプロジェクトは、兵庫県内の高校生が考案したメニューをサービスエリアで販売するというもので、地元の食材を使った素晴らしい料理を通じて、兵庫の魅力を外に発信します。

プロジェクトの目的と意義

この取り組みは、地元の新鮮な食材の使用を通じて、生徒たちが地元の食文化を理解し、また地域経済の活性化にも寄与することを目的としています。特に、兵庫県が誇る名産品として知られる丹波黒枝豆や兵庫県産和牛などをメニューに取り入れることで、その魅力を多くの人々に伝える役割を果たしています。

参加高校と販売場所

プロジェクトに参加するのは、以下の兵庫県立の高校です。

- 有馬高等学校（西宮名塩SA）
- 篠山産業高等学校（西紀SA）
- 播磨農業高等学校（加西SA、初参加）
- 山崎高等学校（加西SA）
- 淡路高等学校（明石SA）

各学校の生徒たちは、このプロジェクトに向けて特別なメニューを考案し、随時その成果が期待されています。

メニュー考案の流れ

プロジェクトは、以下のステップを経て進みます：
1. レシピ考案（〜令和7年6月末）
- 各校の生徒たちは、指定されたテーマに基づくレシピを考案。
2. 書類選考（〜令和7年7月末）
- 審査員が提出されたレシピを評価し、選ばれたレシピは販売用にアレンジされます。
3. 最終審査（令和7年8月下旬）
- 最後の試食審査を通過したメニューが決定。
4. 表彰式（令和7年10月中旬〜下旬）
- 考案者たちが表彰され、考案メニューの試食会が開催されます。

過去の成功例

例えば、昨年の西紀SAで提供された「色彩まごころ定食」は、篠山産業高等学校の生徒によって考案され、播州百日どりと丹波黒大豆を使用した美しい彩りの一皿が、来客に大変好評を得ました。また、加西SAで販売された「兵庫のあっさりしらす丼」は、山崎高等学校の生徒が手がけたメニューで、食べやすさと栄養のバランスが評価されました。
これらの成功事例からも、多くの人々が高校生の創造性と地元生産の素晴らしさに驚いています。