田辺大根の新商品
2025-02-13 14:34:27

大阪城南女子短期大学とダイヤがコラボ。田辺大根を活用した新たなパンが登場!

地域活性化を目指す新たなプロジェクト



大阪城南女子短期大学が、地域活性化の取り組みの一環として、なにわの伝統野菜「田辺大根」を活用した商品開発を行っています。このプロジェクトは、株式会社ダイヤと協力し、近畿日本鉄道からの要請を受けてスタートしました。学生たちは、料理の実践を通じて、地域の食材を使用した新しい商品を作り出し、食の楽しみを広げることを目指しています。

商品開発の裏側にある思い



今回販売されるのは、「田辺大根の葉」を材料にした『はっぱのフォカッチャ』です。このパンは、学生たちが職人と共に試作を重ねて完成させた一品。これまでダイヤとしても経験がなかった大根を主材料に使ったパン作りですが、学生たちの意見を反映したものが実現したのです。特に注目されたのは、大根の葉の活用です。本来捨てられがちな部分を有効利用することで、食品廃棄物の問題にも一石を投じています。

『はっぱのフォカッチャ』の詳細



『はっぱのフォカッチャ』は、田辺大根の葉を香ばしくごま油で炒め、食感にこだわったフォカッチャ生地にトッピング。さらに、チーズを加えて焼き上げた贅沢な惣菜パンです。ほのかな塩味とともに、大根の葉の新鮮な風味が口の中に広がることでしょう。

  • - 商品名 : はっぱのフォカッチャ
  • - 販売価格 : テイクアウト価格330円(税込)
  • - 販売期間 : 2025年2月22日(土)から27日(木)
  • - 販売店舗 : チャオプレッソ&クックハウスあべの橋駅東口店、あべの橋駅西口店

田辺大根の歴史



田辺大根は、その形状が特長的で、ずんぐりとしたフォルムを持っています。生の状態では辛みを感じる一方、煮込んだ際には甘みが引き出されるため、多様な料理に利用されています。しかし、戦後の都市化や大量の輸入野菜によりその姿は消えかけました。しかし2000年には、保存されていた種子から復活運動が始まり、現在では「なにわの伝統野菜」として食文化の一部となっています。

大阪城南女子短期大学の取り組み



同大学の学生たちは、田辺大根の魅力を広めるために様々な活動を行っています。2024年には、クラウドファンディングを通じて「田辺大根と牛肉の煮物」のレトルトパウチを開発。地元の魅力を発信し続け、種まきや収穫を通じて農家との絆を深めています。毎年開催されるレシピコンテストでは、学生たちの創造力を活かして新たな食の提案をしています。

このように、田辺大根と大阪城南女子短期大学の取り組みを通じて、地域の活性化や食品廃棄問題の解決に貢献していくことが期待されています。ぜひこの機会に『はっぱのフォカッチャ』を手に取り、その味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: ダイヤ 田辺大根 大阪城南女子短期大学

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。