小樽市と株式会社ケイシイシイが包括連携協定を締結
北海道小樽市と株式会社ケイシイシイが地域活性化および住民サービス向上を目指した包括連携協定を締結しました。この取り組みは、地域社会の持続可能な発展に向けた大きな一歩となります。
目的と連携の概要
ケイシイシイの代表、上村成門氏と小樽市の市長、迫俊哉氏が協働するこのプロジェクトでは、官民の力を結集し、地域を盛り上げることが目指されています。協定の主な内容は以下の通りです。
1.
地域活性化に関する事項
2.
観光振興に関する事項
3.
教育及び人材育成に関する事項
4.
防災に関する事項
5.
その他目的達成のための事項
具体的な展望
この協定に基づく具体的な取り組みについて見てみましょう。
地域活性化
- - 地元食材の活用: 地域の新鮮な食材を使用した商品がケイシイシイの系列店舗で提供されます。
- - 共同商品開発: 地元企業と連携し、地域特産を使った新商品の開発を進めます。
- - 地域イベントへの協力: おたる潮まつりや小樽雪あかりの路といった地元イベントに積極的に参加し、地域の魅力を発信します。
- - 雇用促進: 地元の雇用機会を増やすことを目指します。
観光振興
- - インバウンド促進: 旧運河倉庫など、観光名所の受入体制を整備します。
- - 小樽観光のPR: 市内の観光スポットを広めるためのキャンペーンを展開します。
- - 企業情報の発信: 小樽観光に関する企業情報を広く周知します。
教育及び人材育成
- - 子供向けイベント: 「キッズおしごとたいけん」の開催により、地元の子供たちに職業体験の場を提供します。
- - キャリア教育: 千歳工場の見学を通して、学生たちにリアルな職業体験を提供します。
- - インターンシップの受入: 学生の実務経験を積む機会を増やします。
防災への取り組み
- - 災害時の協力: 旧小樽倉庫の機能を活用し、緊急時に外国人避難者の受入れを行います。
- - 緊急避難食の提供: 災害時にはケイシイシイの製品を避難食として提供する計画も進められています。
今後の展望
この包括連携協定により、小樽市とケイシイシイは一層の協力体制を築、地域に根差した多様な取り組みを進めてゆくことになります。「喜びを創り喜びを提供する」という企業の理念をもとに、地域の人々とともに成長していく姿が期待されます。これからの動きに注目が集まっています。