冷凍食品の新連携
2025-04-08 10:31:18

デイブレイクとTOPPANが冷凍食品の品質向上に向けた業務連携を発表

冷凍食品業界の新たな一歩



食の未来を創造するために、デイブレイク株式会社とTOPPAN株式会社が手を組みました。この連携は、冷凍食品の品質向上と保持を目的としたもので、両社の先進技術を活かすことに重点が置かれています。デイブレイクの特殊冷凍技術とTOPPANの高性能バリアフィルムが融合することで、冷凍食品市場に新たな風を吹き込もうとしています。

業務連携の背景



最近では冷凍食品の需要が高まっており、品質保持がますます重要視されています。特に長期間鮮度を保つためには、冷凍技術だけでなく、その保存環境が決定的な役割を果たします。デイブレイクは、素材本来の品質を最大限に引き出す特殊冷凍技術を開発し、従来の冷凍食品では実現できなかった高品質なものを生み出してきました。しかし、冷凍食品の品質劣化の多くは「保管」に起因するため、その対策が必要不可欠です。

共同研究と普及活動



両社は、特殊冷凍とバリアフィルムの技術を掛け合わせた新しい保存方法を研究するための実証実験を行っていきます。これにより、温度変化や包装の影響を考慮した実験を通じて、さらなる品質向上の手法を模索します。

また、食品業界全体に向けて、特殊冷凍とバリアフィルムの利点を解説するセミナーや勉強会を開催し、知識の普及に努めます。これにより、冷凍食品の保存における新しい視点を広げ、業界全体の発展へとつなげていくのです。

具体的な取り組み



今回の連携において、デイブレイクは特殊冷凍機「アートロックフリーザー」を活用し、TOPPANは「GL BARRIER」フィルムを提供します。両社の技術を組み合わせた結果、特に鮮度保持において目立った成果が期待されています。

アボカドの冷凍実験



最近行われた実験では、デイブレイクが開発した特殊冷凍機を使って、熱処理されていないアボカドを冷凍しました。その後、-20℃で異なる包装方法で保存し、その鮮度を比較しました。結果、何もバリアを施していない真空袋ではアボカドが褐変する一方で、TOPPANの透明バリアフィルムを使った場合、鮮やかな緑色を保つことができました。これは、冷凍食品の品質保持において非常に重要な成果です。

食の未来を見据えて



デイブレイクとTOPPANの連携は、今後も継続し、さらなる研究や新商品の開発にもつながると期待されています。冷凍食品の市場拡大に貢献し、食品業界全体の発展を目指すこの取り組みは、消費者にとっても、より質の高い食品を享受できることを意味します。

今後も両社は、冷凍食品の品質向上を追求し続け、食の新たな可能性を提案していくことでしょう。これにより、私たちの食卓がより豊かになることを期待しています。


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