CJ ENMが描く2025年の音楽事業戦略
CJ ENMは、音楽事業の未来を見据えた新たな戦略を発表しました。その内容は、グローバルに展開される事業の視座を拡張し、世界中のファンとアーティストを結びつけることを目的とした「グローバルマルチレーベル」、「グローバル制作スタジオ」、「グローバルプラットフォーム」という3つの軸に基づいています。
新設されるグローバルレーベル
WAKEONEとLAPONE ENTERTAINMENTに続く新しいグローバルレーベルの設立が発表され、国内外で活躍するアーティストとファンをつなぐ役割を果たす予定です。特に、CJ ENMはこれまでK-POPアーティストのグローバル展開に注力し、さらにその展開を加速させるために新たなレーベル立ち上げを計画しています。この新レーベルは、世界中のアーティストとコラボレーションし、多様性に富んだ音楽コンテンツを生み出すための基盤とも言えます。
拡大する制作スタジオ
続いて、グローバル制作スタジオの構築についても触れられました。K-POPを超えた作品の制作が進む中、世界のアーティストとの大型プロジェクトの制作も視野に入れています。「WORLD OF STREET WOMAN FIGHTER」や「BOYS Ⅱ PLANET」といった斬新なプロジェクトが目を引き、国際的なドラマやコンテンツの制作も担うことになるでしょう。
Mnet Plusの進化
また、Mnet Plusは独自の進化を遂げる計画が進行中で、K-POPのストリーミングサービスやファンのコミュニケーションを強化する新サービスが準備されています。特に、「SUMBAKKOKJIL」などのオリジナルコンテンツを充実させ、ファンのニーズに応える形で多種多様なサービスを提供する予定です。
まとめ
CJ ENMの基盤であるコンテンツ制作力とプラットフォーム運営の知見は、今後の音楽市場において大きな影響を与えることでしょう。このような革新は、K-POPの国際的な影響力をさらに拡大し、音楽産業全体をリードするための一助となることが期待されています。これからの動きに、ぜひ注目をしていきたいですね。