PUSH JAPANが手がけるディッキーズジャパンの新たな挑戦
東京を拠点とするクリエイティブエージェンシー、PUSH JAPANがディッキーズジャパンの新シリーズ「EVERYDAY MAKERS」を発表しました。このキャンペーンは、ディッキーズブランドのルーツであるワークウェアの実用性と機能性を日本のユーザーに向けて表現したもので、公式ウェブサイトにて公開中です。
「EVERYDAY MAKERS」は、シンプルで飾らない、日本の多様な職業の人々の物語を映し出します。大工や美容師、クリエイターといった多様な職業に従事する人たちが、実際にディッキーズのウェアを着用し、その日常を運営する様子を撮影した11のストーリーを制作しました。製作内容は、東京の吉祥寺にある爛漫東京や蔵前のMaple Pizzaなど、実在の場所で撮影され、リアルな生活感が溢れる作品となっています。
特に注目すべきは、これらの人物たちのペンキや汚れた作業着の姿。これにより、ディッキーズのワークウェアが持つ「本物感」を巧みに表現し、視覚的にも訴求力のあるコンテンツに仕上げられています。
PUSH JAPANとディッキーズの密接な関係
PUSH JAPANは、「Fit Guide」や「RIDE ON」といったディッキーズジャパンの過去のキャンペーンも手がけてきましたが、それぞれが日本市場向けにローカライズされた内容であり、特に日本の文化やトレンドに根ざしたものとなっています。これにより、グローバルブランドでありながら、日本の消費者にとって身近で分かりやすいイメージを構築しています。
「Fit Guide」では、オーバーサイズスタイルを意識したスタイリングを提案し、日本人モデルによる自然なポージングや細やかなディテールにこだわり、誰でも取り入れやすい内容としています。また、ディッキーズ独自の文化的アイデンティティが反映される内容でもあり、90年代からのストリートファッションを意識したスタイルが人気を集めています。
ディッキーズの新たなキャンペーンの意義
「EVERYDAY MAKERS」のキャンペーンは、ただの競技会ではなく、日本各地で活躍するリアルな人々を通じて、ディッキーズのアイテムがどのように日常生活に溶け込んでいるかを見せることを目的としています。このアプローチにより、このブランドのアイデンティティやフィロソフィー「本物のワークウェアであること」がより多くの人に伝わることが期待されています。
また、昨年のLollapaloozaで、NewJeansがディッキーズのパンツをカスタマイズして登場したことを受け、PUSH JAPANは日本のクリエイターと連携し、ファッションの新しい形を提案しています。TikTokを通じてのキャンペーンは、特に若い世代にディッキーズの魅力を伝える重要な手段となっています。
PUSH JAPANについて
PUSH JAPANは、カルチャーとクリエイティビティへの情熱を持って、様々なコンテンツ制作に取り組んでいます。ブランドコンテンツやイベント企画に加え、国内外のアーティストとのコラボレーションも行い、多彩な形式でそのスタイルを表現しています。
まとめ
ディッキーズジャパンの「EVERYDAY MAKERS」は、PUSH JAPANが手がけることで、日本独自の文化や職業の魅力を引き出すキャンペーンとして注目されています。これにより、ディッキーズのワークウェアが日常生活の一部として、さらに広がっていくことを期待しています。