地域清掃で海を守る
2025-12-18 14:12:29

セブン‐イレブンと海と日本プロジェクトの協力で地域清掃を実施

地域清掃活動の背景



2025年12月16日、大分県内のセブン-イレブン店舗で、一般社団法人うみらいふと協力し、地域の清掃活動が行われました。この取り組みは、日本財団の「海と日本プロジェクト」で重要視されている海洋ごみ問題の解決策の一環として実施されました。普段私たちが利用する店舗周辺にも、意外と多くのごみが散乱していることを知る良い機会となりました。

活動の具体的な実施



活動が行われた大分中央町4丁目店では、基幹道路に面した広々とした駐車場や道路脇に、煙草の吸い殻やペットボトルなどが目立ちました。特に海へと繋がる住吉川に近い場所での清掃活動は、「未来の海洋ごみを減らす」という明確な目的を持って行われました。

「海洋ごみの8割は街から」との認識のもと、日常的に目にする生活ごみの存在を実感し、地域の環境美化に意識を向ける貴重な機会となったのです。参加者は、楽しみながら地域の方々と交流し、ごみが減ることの重要性を再認識しました。

参加者の反応



活動に参加した従業員からは、様々な感想が聞かれました。ある従業員は、「毎朝清掃を行っているが、これほど多くの小さなごみがあるとは思わなかった。今後はもっとごみ拾いの活動に力を入れたい」と述べました。また、別の参加者は、「道路脇にペットボトルが落ちているのを見て、まだまだポイ捨てをする人がいることに驚いた。周囲にに限らず、きれいな街づくりに貢献していきたい」との感想も寄せています。このように、清掃活動を通じての意識の変化が見られました。

一般社団法人うみらいふの使命



一般社団法人うみらいふは、次世代にきれいな海を伝えるために、県民が海洋ごみについて興味を持ち、その意識を高めることを目指しています。この清掃活動に限らず、自発的なごみ拾いや周囲への啓発活動を通じて、個々のごみ排出を減らすための動きを促進しています。

CHANGE FOR THE BLUE



日本財団が推進する「CHANGE FOR THE BLUE」は、国民一人ひとりが海洋ごみ問題を「自分ごと化」し、社会全体の意識を高めることを目指しています。産官学民からなるステークホルダーと連携し、海洋ごみの削減モデルを国内外に発信することが狙いです。

終わりに



今回の清掃活動は、ふとした日常の中で気づかなかった問題に目を向ける貴重な経験でした。セブン-イレブンと一般社団法人うみらいふの協力によって、地域の環境美化と海洋ごみ削減への一歩が踏み出されました。私たち一人ひとりが、何気ない行動を見直すことで、美しい海を未来に残していけるのです。


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