元AKB浦野一美、産後の病と女性の生きざま
2025年9月19日、ABEMAで放送された『ダマってられない女たち season2』のエピソードでは、元AKB48の浦野一美が自身の壮絶な体験を語りました。彼女は第一子を出産した直後に発症した、産後1万人に1人の稀な病「直腸膣ろう」について告白し、多くの女性たちに勇気を与えています。
番組は、MEGUMI、剛力彩芽、ヒコロヒーなどの女性MCたちが様々な女性の生きざまを本音で語り合うバラエティ番組です。特に、女性の“幸せ”についてのリアルな意見や体験をシェアし、視聴者に共感を呼びかけています。
番組の内容と女性たちの悩み
浦野一美の闘病生活
浦野一美は、無痛分娩を選択して第一子を出産しましたが、その際の麻酔の影響で出産は困難を極め、後に「円座クッションがないと座れない」という状態になりました。そして彼女は、出産から一ヶ月経った後、外出中に「膣からガスが漏れる」といった異常を感じ、ついには「便が膣から出ていた」という衝撃的な症状に襲われます。彼女は自身の症状をネットで検索し、「直腸膣ろう」と診断され、この稀な病気に対する闘病生活が始まります。
浦野は、夫にこの病気のことを告白する際、患部を見せざるを得なかった経験を振り返ります。夫の驚きの反応にも関わらず、彼は浦野を支え、安心感を持たせてくれたと述べました。手術を経て、無事に健康を取り戻した浦野は、自身の経験を通じて同じような病気を抱える女性たちに寄り添いたいという想いを語ります。
胸囲130cm・140cmの女性たちの告白
また、番組では胸囲130cmから140cmのビッグカップ女性たちが直面する悩みも取り上げられました。胸囲130cmの水沢みくさんは、日常生活での苦労を詳細に語り、男子からからかわれた過去なども明かしました。特に、荷物を運ぶ際に胸が邪魔になり「横向きでしか通れない」といった日常的な困難は、多くの人には理解されづらいものでした。しかし、今ではモデル活動を通じて、自分の体型を活かし同じ悩みを抱える女性たちに希望を提供しています。
一方、胸囲140cmの星間美佳さんは、仰向けで寝ると気道が塞がり危険だと語ります。体型に合った下着が見つからず、毎晩の就寝が一苦労の中、星間さんはラジオのパーソナリティとしての新たな活動を通じて自分の声を武器に生きています。
女性の幸せを追求する姿勢
この日の放送を通じて、参加した女性達はそれぞれの悩みや幸せについての本音を語りながら、互いの経験を尊重し合い、大切にし合いました。特に浦野一美の告白は、同じような病気を抱える女性たちにとって希望の光となり、多くの視聴者が勇気をもらったことでしょう。彼女はこの経験を通じて、女性たちが抱える多様な問題に光を当てる重要性を強調しました。
ABEMAのこの番組は、女性のリアルな生きざまを知り、共感し合う素晴らしい場を提供しており、今後も注目が集まりそうです。