再生素材が主役になる未来へ。株式会社カラー・ループの挑戦
リサイクルの新たな可能性を切り拓く株式会社カラー・ループが、再生素材の主役化を目指して活動しています。彼らの掲げるテーマは「再生素材が主役になる時代を、必ずつくる。」というもので、廃棄繊維をアップサイクルする独自の技術「Colour Recycle System」を活用し、その実現に向けての挑戦を続けています。
廃棄される衣料の現状
日本では毎年約200万トンの衣類や古布が廃棄され、そのうち約7割は焼却や埋め立て処分されるという厳しい現実があります。リサイクル率はわずか26%とされ、この問題にどう立ち向かうかが問われています。カラー・ループでは、この課題に色彩の力で挑んでいます。「廃棄繊維=ゴミ」ではなく、これを「色を活かした価値ある素材」として転換することで、すべての廃棄物が新たな価値を持つことを目指しています。
再生素材への新たなアプローチ
通常の廃棄繊維のリサイクルは、グレーやブラウンといった濁った色合いの素材が中心でした。しかし、カラー・ループは素材を色で分けることで、より美しい形で生まれ変わる可能性があると考え、それに基づいて新しいアップサイクル素材を開発しています。その結果、TEXLAM®ボード、リサイクル糸Reprit®、ReFIQシートなど、魅力的な製品が誕生しました。これらはただの再生素材ではなく、デザイン性も兼ね備えたプロダクトとなっています。
大阪・関西万博での取り組み
2025年に開催される大阪・関西万博では、カラー・ループが開発したTEXLAM®を使用して独自のベンチを設置します。このベンチは、1台あたり約600枚の古着が再生されています。万博の会場で人々がこのベンチに腰掛けることで、廃棄されるはずだった服が新たな命を得たことを実感してもらえることでしょう。カラー・ループは、再生素材がエコの象徴にとどまることなく、主役としての存在感を発揮することを強く信じています。
再生素材の市場創出
カラー・ループは、物を再生するだけでなく、その後の循環も見据えています。再生素材をもっと身近に感じられる製品にするため、様々な企業と協力し、製品の共創を行ってきました。その結果、再生素材がエコ活動やSDGsのシンボルとしての役割だけでなく、選ばれる製品となる未来を描いています。再生素材が私たちの日常生活に溶け込むことを目指し、彼らの挑戦は続きます。
楽しい循環型社会を目指して
再生素材は自由で、もっと楽しく、ポップな存在であるべきです。廃棄繊維から生まれる新しい製品を通じて、ワクワクするような循環型社会を構築することがカラー・ループの夢です。この夢を実現するためには、共同で取り組んでいく仲間を求めています。小さな素材から大きな社会変化を生むというビジョンに共感する方は、プロボノやインターンとしての関わりも大歓迎です。また、TEXLAM®ボードを用いたベンチ制作のための資金をクラウドファンディングで募っており、ぜひサポートをお願いしたいと考えています。
結び
「視点を変えれば、価値がめぐる」という理念のもと、カラー・ループは再生素材を社会に広げていこうとしています。未来のための挑戦を支える選択を、あなたも一緒にしてみませんか?このApril Dreamプロジェクトを通じて、より良い社会の実現に向けた取り組みを進めていく所存です。私たちは、素材の可能性に出会う社会を目指しています。詳細は公式サイトやクラウドファンディングページをご覧ください。