タカギ代表 髙木麻衣が日本女性会議2025橿原に登壇
2025年10月、奈良県橿原市で開催された「日本女性会議2025橿原」にて、株式会社タカギの代表取締役社長である髙木麻衣が分科会「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」に登壇し、多様な観点からの議論が交わされました。この会議は男女共同参画の重要性を広めることを目的とした国内最大級のイベントで、約2000名の参加者が集い、社会の課題について活発に意見を交換しました。
「日本女性会議2025橿原」とは?
「日本女性会議」は1984年に始まり、今年で第40回目を迎えます。今年のテーマは「日本国はじまりの地から未来へ~多様性を認め合う社会の実現を~」。この大会は、性別や立場にかかわらず参加者が集まり、社会的な課題への解決策を探る場となっています。分科会は主に健康・医療、働き方、ジェンダーに関連する9つの分野で構成され、各々が持つ問題点や解決策について検討されました。
髙木麻衣さんの講演内容
髙木は、特に若い世代に向けて支持が必要な「リプロダクティブ・ヘルス」について説明しました。自身の企業が取り組む「HAPPPYプロジェクト」の一環として、月経教育支援に関する活動を紹介しました。このプロジェクトは、月経に関する正しい情報とポジティブな理解を広めるためのCSR活動として2018年にスタートしています。当社の社員が講師となり、学校での授業を通じて、リアルな月経に関する知識を伝えることで、若い世代が月経を前向きに捉えるきっかけを作っています。
髙木の話によると、このプロジェクトでは地域の小学校や高等養護学校で、23回の授業を実施し、男女合同授業を通じて性別を問わない教育にも取り組んでいます。授業を受けた児童からは、「男女関係なく知っておくべきこと」という意見や、「生理のときに女の子を助けたいと思った」といった感想も寄せられ、教育の現場でも大きな反響を呼んでいると言います。
パネルディスカッションと提言
続いて行われたパネルディスカッションでは、髙木と医療・教育の専門家である島本太香子氏、木村文則氏が集まり、リプロダクティブ・ヘルスについてのさらなる分野の連携の重要性を議論しました。地域と企業、医療機関が協力することで、より多くの人々が自分らしいライフコースを選択できる社会を目指すべきだとのメッセージが強調されました。
今後の展望
髙木は、自分たちの活動が次世代にプラスの影響を与えることを願い、活動を全国に拡大していく計画を語りました。地域との連携を深めながら、女性用インナーウェアメーカーとしての豊富な知見を活かし、未来に向けた多様性を認め合う社会の実現に寄与する意気込みを示しています。
このように、髙木の講演を通じて明らかになったのは、リプロダクティブ・ヘルスの理解を深めることが、社会全体の未来にとって非常に重要であるということです。今後、タカギがどのように活動を展開していくのか、注目が集まります。