愛知の宝、こはくファームの「たまゆら琥珀」
愛知県みよし市の養鶏場「こはくファーム」は、知名度こそ高くないものの、多くの名店が愛用する卵を生産しています。この養鶏場が誇る最高級卵「たまゆら琥珀」は、その独特な風味と品質から、ミシュラン掲載の飲食店のシェフたちから熱烈に支持されています。
「たまゆら琥珀」の魅力
「たまゆら琥珀」は1個400円と、通常の卵に比べて20倍の値段がつけられています。しかし、シェフたちがこの卵を使いたいと思う理由がここにあります。飲食店で一般的に仕入れる卵が20円~25円であることを考えれば、この値段にも納得がいくのです。全てのお店は、まずその美味しさを食べて納得し、使用を決めています。
シェフたちが共有する感想は「雑味がほぼゼロで、卵白が甘い」というものです。名古屋の高級ホテルでは、その味わいを活かし、臭みのないカスタードクリームに使用したエクレアが販売されています。その他にも、アイスクリームやチーズケーキなど、卵の風味が直接現れる料理にもこの卵が選ばれています。特に、ミシュラン二つ星を獲得したレストラン「レミニセンス」では、コース料理に「たまゆら琥珀」がふんだんに使われた一皿があります。
豊かな環境で育まれた卵
では、どのような飼育法によってこの卵が生まれるのでしょうか。こはくファームでは、鶏の健康に十分配慮し、季節ごとに異なる餌を調整することで、鶏たちにストレスを与えないようにしています。例えば、季節感を大切にし、単調な餌を与えるのではなく、餌の内容を工夫しています。使用される餌には、特に動物性タンパク質が豊富なカタクチイワシを取り入れています。このようにして得られた卵は、濃厚ながらも特有の匂いや雑味がない、驚くべき品質を誇っています。
また、ミネラルを豊富にした海藻を飼料として与えることによって、鶏の健康状態を維持し、旨味が凝縮された卵を生むのです。このような独自の配合は、長年の経験から生まれたものだと言えます。
食通たちの支持を受けて
愛知県の小規模な養鶏場から生み出される「たまゆら琥珀」は、東京、名古屋、大阪のトップシェフたちから愛されています。さらに「千紫万紅」という商品も展開しており、名古屋市のサポーレや明治屋、フランテロゼで販売されています。食にこだわりを持つ方々や美食を追求する人々にとって、こはくファームの卵は一度は試したい逸品となっています。
こはくファームでは、この卵の購入に関する問い合わせを受け付けており、その品質の秘密をさらに知りたい方は、ぜひ直接連絡を取ってみましょう。美食家たちが絶賛する卵を、手に入れてみてはいかがでしょうか。