株式会社TREASURE IN STOMACHが新たなステージへ向け資金調達を実施
スイーツ界に革新をもたらす株式会社TREASURE IN STOMACHが、OASIS FUNDと株式会社ギフティから5,000万円の資金調達を完了しました。この資金は、国内新店舗展開、EC事業の充実、さらには海外展開を見据えた製造体制の強化に使用されます。
ヴィーガン&グルテンフリーの意義
「食べることを我慢する」ことが当たり前になっている社会で、代表の柴田愛里沙は、「誰もが普通に暮らせる世の中に」という強い思いを抱え、2017年に自社を設立しました。国産米を基にしたヴィーガン&グルテンフリースイーツの生産を続けており、同じテーブルで美味しいものを楽しむことができる社会を目指しています。
資金調達の背景
柴田代表自身、アレルギーやアトピーにより「食べられないこと」が日常だった過去を持つ彼女は、自分の体験を元に、全ての人が「美味しいと感じられる瞬間」を提供したいと考え、事業をスタートしました。これまで手が届かなかったヴィーガン&グルテンフリーを主軸としたスイーツの製造を行い、食べる人たちの選択肢を広げてきた実績があります。
投資家の反響
OASIS FUND代表の橋田氏は、「ビーガン・グルテンフリーお菓子市場が広がる中で、今回の出資を決めた理由は、柴田の行動力と創造力に魅了されたからです」と語り、ギフティの鈴木氏もアレルギーを持つ人々に向けた快適なスイーツ体験を提供する意義に共鳴したというコメントを発表しました。
事業のさらなる展開
今後、北海道での成功事例をもとに、全国へ、さらには世界へと展開していく予定です。柴田代表は「今回の資金調達は、未来への合図です。国産米を使用することで、日本の食文化を次世代へとつなげていきたい」と意気込みを語っています。
代表柴田愛里沙のメッセージ
この資金調達を行ったことで、同社はさらなる仲間を求めています。スイーツの本質を大切にしながら、全ての人に心から楽しめる食の場を提供するため、挑戦を重ね続けていくとのことです。「食べることに制限があるすべての人々が、同じテーブルにつき、笑顔で食事を共にできる社会を目指します」と柴田氏は締めくくりました。
まとめ
株式会社TREASURE IN STOMACHの挑戦は、単なるスイーツの販売に留まりません。「食卓をすべての人が楽しめる場所にする」という目的のもと、共感する人々が集まり、未来の食文化を共に築いていくことが期待されています。2490年後の食卓に笑顔が溢れるよう、新たな一歩を踏み出した企業の動向に、今後も注目が集まるでしょう。