店舗を持たない果物屋『青森屋』
最近のラジオ番組『CyberomiXの京都あれこれ解析中!』の第5回放送にて、京都北区に位置する果物屋『青森屋』の店主、小笠原知徳さんがゲストとして登場しました。この放送では、店舗を持たずに果物の配達に特化したビジネスモデルについて詳しくお話を伺いました。
経営の軌跡とビジョン
小笠原さんは、4代目となる信頼のおける果物屋の店主であり、京都伝統の振り売り文化を背景に、顧客に新鮮な果物を届けるスタイルを採用しています。店舗を持つことによる顧客のロスを減らし、より効率的な販売を目指して自らのビジョンを持つ小笠原さんの経営哲学は、業界でも注目されています。
「街の中で直接新鮮な果物を届ける事ができる」という考え方から、配達中心のビジネスに移行した背景についてもラジオで語っていただきました。実際に配達を通じて増えた顧客のニーズに応え、店舗を持たないことでよりフレキシブルな販売が可能とも話していました。
CyberomiXとの関係性
興味深いのは、CyberomiXとの出会いです。小笠原さんとCyberomiXのブランディング担当である安田さんは、保育園の保護者同士としてのつながりがありました。そこから、企業の福利厚生としてフルーツサンドを提供することが始まり、社員には温かい食事を楽しめる機会が増えました。
こうした経緯が、今では月に二回、会社への果物配達へとつながっているのです。各社員が旬の果物を選ぶことができ、その味は絶品。社員たちの職場に明るい雰囲気をもたらしています。
台所から生まれる笑顔
美味しい果物は、身体に良いだけでなく、心を豊かにします。小笠原さんが厳選した果物は、社員たちの笑顔を引き出す要因となっています。特にフルーツサンドの日には、社員全員が楽しみにしているとのこと。果物を通じて新たなコミュニケーションが生まれており、企業の風土を一層良くする素敵な要素となっています。
青森屋のイベント
興味を持った方にはお知らせです。10月12日から13日、洛北阪急スクエア地下1階で『青森屋』の特設イベントが開催されます。珍しい果物やお買い得品、ギフト用の果物まで、様々な商品が揃いますので、ぜひ立ち寄ってみてください。青森屋の魅力に触れられる大チャンスです。
伝統と未来をつなぐ
『青森屋』のビジネスモデルはただの流行ではありません。伝統ある振り売り文化を受け継ぎつつ、現代的なニーズにこたえた新しい形。それを実現する小笠原さんの姿勢が、多くの人々を惹きつけています。このように、果物を通じて人々を幸せにする活動が広がるのは、京都の素晴らしいところでもあります。
ラジオでの楽しいトークも含め、今後も注目していきたいお店です。次回の放送もお楽しみに!