音楽の新たな地平へ、ACID ANDROIDの5thアルバムを深掘り
音楽界の革新を続けるACID ANDROIDの5thアルバム『fade into black cosmos』が2025年8月6日にリリースされる。この作品は、独創的なサウンドとyukihiro自身のクリエイティブなビジョンを融合させた集大成と言えるものである。このアルバムは、アシッド、インダストリアル、エレクトロ、ジャーマン・ニューウェーブ、ボディ・ミュージックの影響を受けた多様な音楽スタイルを網羅しつつも、他の分類には収まらない独特の魅力を放っている。
ACID ANDROIDの音楽的探求
ACID ANDROIDは、L'Arc-en-Cielのドラマーとしても知られるyukihiroが中心となりソロ・プロジェクトとして活動している。彼の音楽的表現は、メタリックなギターとボーカルの配置、そしてROLAND TR-808/909を基にしたリズムを巧みに組み合わせたものだ。本作のサウンドは、従来のジャンルの枠を超えたものであり、深いサウンドスケープが広がっている。
雑誌『サウンド&レコーディング・マガジン』では、このアルバムを全26ページで特集。yukihiroへのロングインタビューや撮り下ろしグラビア、彼が自ら運営するプライベート・スタジオの紹介など、多彩なコンテンツが盛りだくさん。もちろん、ACID ANDROIDに関わる他のアーティストたちからのメッセージも収録されており、多くの音楽ファンが楽しめる内容となっている。
CASIO電子楽器の歴史
さらに、今号ではCASIOの電子楽器発売45周年を記念した特集も用意されている。もともとは計算機メーカーだったカシオ計算機が、1980年代以降に開発した数々のシンセサイザーが多くのクリエイターにとって新たな音楽創造の道を開いた。特集では、Casiotoneの魅力とその歴代製品のレビューを行い、現在も愛用されている製品についても触れている。
音楽イベントのレポート
また、FUJI ROCK FESTIVALや味園ユニバースの特別レポートも掲載されており、音楽イベントの新たなトレンドや影響を追いかけている。特に、味園ユニバースについては、その70年の歴史を振り返りながら、クラブ文化における重要な存在であったことを再確認させられる。
インタビューとコラム
雑誌内には、多くのアーティストやエンジニアのインタビューも含まれており、業界内での新しい視点やアイデアが楽しめます。横川理彦によるコラムや、新世代エンジニア名鑑も見逃せない情報が盛りだくさんです。
この『サウンド&レコーディング・マガジン』は、音楽好きにはたまらない内容となっており、音楽制作に関わる人々にとって必読の一冊です。また、これからリリースされる新しい楽器や制作ソフトに関する情報も充実しています。
音楽の未来を感じさせる特集記事を是非手に取ってお楽しみください。本号は2025年8月25日発売で、定価は1,650円。音楽を愛するすべての人にお届けしたい特別号です。