福井県福井市の冬の味覚「越前がに」が解禁!
2025年11月6日、福井県福井市で待ちに待った冬の味覚「越前がに」の漁がついに解禁されました。この地区の冬の食文化の象徴ともいえる「越前がに」は、毎年多くが鷹巣漁港で水揚げされます。
越前がにとは?
「越前がに」とは、福井県で水揚げされたズワイガニのことを指します。他のズワイガニ産地とは異なり、福井県沖の日本海は暖流と寒流が交じり合う特異な場所で、豊富なプランクトンに恵まれた栄養豊かな海域です。この環境で育ったカニは新鮮で、そのため漁場から漁港までの距離が近いことが、カニが弱ることなく新鮮さを保てる要因となります。
生の「越前がに」は、余分な調味料が無くとも充分に美味しさを味わえます。身は上品で豊かなうまみを持ち、ミソはズワイガニ独特の濃厚さを楽しめ、まさに贅沢な一品です。福井市内、特に福井駅周辺や片町エリアでは「越前がに」を楽しめるお店が豊富に揃っており、地元の食を満喫できます。
冬のトップシーズン—福井の食文化の魅力
福井の冬は、「越前がに」だけでなく、さまざまな旬の味覚が楽しめるシーズンです。特に注目したいのは、次の2つの冬の味覚です。
1. せいこがに
雌のズワイガニであるせいこがには、11月6日から12月31日までの限られた期間しか楽しめません。外子はプチプチした食感が特徴で、内子は濃い橙色の卵巣、いわゆる“赤いダイヤ”として珍味扱いされています。これらは数量が限られているため、食べるチャンスを逃さないようにしましょう。
2. 新そば
福井県は日本有数のそばどころであり、香り高い新そばが味わえるシーズンにも突入しています。秋に収穫された新鮮なそば粉を使い、十割そばや二八そばなど多様なスタイルのそばが楽しめます。
3. 水ようかん
こたつにみかんと並ぶ、冬の福井の定番おやつが水ようかんです。こしあんと砂糖を寒天で固めたこのお菓子は、店によって材料や作り方が異なり、上品な甘さとみずみずしい食感が特徴です。
食にまつわる冬の観光スポット
福井市では、冬の食を楽しむだけでなく、観光地も見逃せません。例えば、名勝「養浩館庭園」では、11月1日からライトアップが始まり、紅葉と冬の幻想的な景色を楽しめます。また、入園料は220円とお手頃。魅力的な庭園を眺めながら、冬の訪れを感じることができます。
無料「ぐるバス」でのアクセス
「ぐるバス」は新鮮な食材を楽しむための便利なシャトルバスで、冬の観光やグルメを楽しむなら利用必至です。運賃は無料で、毎週土曜に運行されるので、気軽に地元の美味しい食材にアクセスできます。このバスに乗車すると、越前がにや福井米が当たる抽選キャンペーンに参加できるチャンスも!
おうちで越前がにを楽しむには
もし福井市に訪れられない方もご安心ください。福井市の産直ECサイト「ふくいさん」では、新鮮な「越前がに」と「せいこがに」を取り扱っています。家庭でこの冬の味覚を楽しむ絶好のチャンスです。キャンペーン中にはクーポンも配布されているため、お得に楽しむことができます。
ぜひ、福井の冬の食文化を体験し、味わってみてください!