Z世代が選んだ次に来るアーティストとは?
音楽がますます多様化している中、大学生500人の意見を元に「次にブレイクするアーティスト」をリサーチしました。この調査は、株式会社RECCOOのZ世代向けリサーチサービス『サークルアップ』が実施したもので、彼らのホンネを明らかにします。中でも特に注目されているアーティストが「HANA」です。今回は、なぜHANAがこれほど支持を集めているのかを探っていきましょう。
圧倒的人気を誇った「HANA」とは?
「HANA」は、2025年にBMSGとちゃんみなが手がけたオーディション番組『No No Girls』から誕生した7人組のガールズグループです。デビュー曲「ROSE」のミュージックビデオは瞬く間に広がり、オリコンの週間ストリーニングランキングで初登場1位を記録しました。さらに早くも3曲目の新曲が配信されるなど、音楽シーンで急速に存在感を示しています。
大学生たちは彼らの魅力をどのように捉えているのでしょうか?アーティストに投票した学生からは「オーディション番組で話題になった」「歌・ダンス・ラップの実力が高い」「ちゃんみながプロデュースしているから」といった声が届いています。これにより、オーディション番組が新たな才能発見の場として、引き続き重要な役割を果たしていることがわかります。
サブスクとSNSでアーティストを発見
では、大学生たちはどのようにアーティストを見つけているのでしょうか。アンケート結果によれば、最も多かったのは「YouTube」で、続いて「TikTok」という傾向が見られます。この結果は、以前の調査でもSNSがアーティスト発見の主要な情報源であることを示しています。
興味深いことに、アーティストを知る経路として「テレビ」や「オーディション番組」、さらには「知り合いからの紹介」も挙げられました。これにより、アーティストとの出会い方にはSNS以外にも多様な選択肢が存在していることがわかります。また、音楽サブスクリプションサービスを通じて偶然アーティストを発見するケースも多く、こちらも影響力のある発見方法として認知されています。
大学生が今注目する音楽ジャンル
次に、大学生の間で人気の音楽ジャンルは何かというと、ポップとアイドルが圧倒的な支持を集めています。ポップは43%、アイドルは39%という結果が出ており、どちらも他ジャンルを大きくリードしています。
この背景には、SNS上でのバズや推し活文化の浸透が挙げられます。また、ロックやアニソン、ヒップホップなども一定の支持を得ており、これらは大学生たちの多様な音楽嗜好を反映しています。
まとめ
今回は、大学生500人のデータを元に、新たなアーティストや音楽ジャンルについてのリアルな意見を掘り下げてきました。Z世代はそれぞれの好みを持ち、多様な方法で音楽を楽しんでいます。そんな彼らの声を真摯に受け止め、今後の音楽シーンにどう影響が及ぶのか注目していきたいですね。
さらに詳しいけれど、読み切れないデータがたくさんあります。興味がある企業は、サークルアップへのお問い合わせをぜひご利用ください。Z世代の本音を知り、今後の戦略に役立てましょう。