伝統音楽「聲明」の魅力を体験する特別公演
日本の伝統音楽の一つである「聲明」(しょうみょう)。この声の芸術は奈良時代に中国から日本に導入され、今日までその技術と精神が受け継がれています。特に平曲や能、浄瑠璃といった他の伝統芸能にも深い影響を与えており、「聲明」は日本独自の文化の源流とも言えます。この芸術の重要性は、日本文化を愛するすべての人にとって震災後の癒しともなる存在です。
本公演は、「声明の会・千年の聲」による特別なもので、真言宗と天台宗の僧侶たちが集結。彼らの応答し合う演奏はまさに息を呑む体験です。「四箇法要」(しかほうよう)という形式で、唄や散華、梵音、錫杖を伴い、聴衆を浸透させることでしょう。
公演詳細
- - 日時: 2026年3月14日(土)14:30開場・15:00開演(休憩なし・終演予定16:30)
- - 会場: 水戸芸術館コンサートホールATM
- - 料金: 一般4,500円、U-25(25歳以下)1,500円
- - 未就学児は入場不可。
今回の公演では、特に注目すべき新作として、「海霧讃嘆(うみぎりさんだん)」と「海霧廻向(うみぎりえこう)」が披露されます。これらは、2011年の東日本大震災で逝去した女性の短歌とその息子の返歌を基に作曲されたものであり、震災の記憶を未来につなぐ重要な作品となっています。
新作聲明について
新作の中心に位置する「海霧讃嘆」と「海霧廻向」では、亡き者の思いが色濃く表れています。短歌は、海霧に漂う感情を表現し、亡くなった女性の想いと息子の絆を伝えています。このような作品を通じて、日本人の心の深層に触れることができるでしょう。
講座「はじめての聲明」
さらに、本公演に先立ち、「はじめての聲明」と題した講座も開催されます。この講座では、「声明の会・千年の聲」のメンバーが声明の歴史や宗派ごとの特色について実演を交えながら解説します。初心者でも理解できる内容で構成されており、直接声明を体験できるコーナーも設けられています。
- - 日時: 2026年2月8日(日)14:30開場・15:00開始(16:30終了予定)
- - 料金: 500円(全席自由)
- - 講座チケットは公演チケットを持っていない方も購入可能です。
この特別公演と講座を通じて、静かに深い感動に包まれる時間をお過ごしください。
チケット購入方法
- - 窓口: 水戸芸術館 チケットカウンター(9:30〜18:00、月曜休館)
- - 電話: 水戸芸術館 チケット予約センター TEL: 029-231-8000
- - WEB: 水戸芸術館公式サイト
イープラス
この公演は、日本の伝統文化を愛する人々にとって、参加する価値のある貴重な機会です。どうぞお見逃しなく!