オンワードが「サステナランウェイ2025」に初参加
2025年3月31日、東京・渋谷で開催される「サステナランウェイ2025」に、株式会社オンワード樫山が初めて参加することが決定しました。このイベントは、サステナブルファッションをテーマにした、ファッションを楽しむことを通じて自己表現や持続可能性を考える、貴重な機会です。
イベントの概要
「サステナランウェイ2025」は、一般社団法人日本モデルランウェイ協会が主催するファッションイベントで、昨年の初開催から次回の開催を迎えます。大きな特徴として、サステナブルブランドショー、ロスフラワーを用いたママランウェイ、子どもたちによる服の交換会(リユースランウェイ)など、多彩なプログラムが用意されています。これにより、参加者が楽しくファッションに触れながら、持続可能な生活について考えるきっかけを提供しています。
具体的には、昼の部と夜の部が設定されており、昼の部では家族連れに向けたプログラム、夜の部では大人向けのサステナブルブランドランウェイを楽しむことができます。このように、年齢を問わず楽しめるイベントは、参加者の心に響くことでしょう。
オンワードの取り組み
オンワードの「アップサイクル・アクション」は、回収された衣料品から新たな価値を生み出すプロジェクトです。この取り組みは、サステナブルに生きる人を増やそうとする思いからスタートしました。今イベントにおいても、オンワードグループがこれまでに集めた衣料品を使用し、「サステナブルブランドランウェイ」として衣装提供を行います。
また、今回のイベントには、共感を持つ8つのブランドが参加予定です。それぞれがどのような工夫を凝らし、サステナブルファッションを展現していくのか、非常に楽しみです。
衣料品循環システム
さらに、オンワードでは「オンワード・グリーン・キャンペーン」を通じた衣料品の回収・リサイクルについても積極的に取り組んでいます。このキャンペーンにより、2009年から約884万点の衣料品が集められ、環境保護と社会貢献に役立てられています。回収された衣類は、環境への配慮からリサイクルされ、新しい製品へと生まれ変わります。
オフラインおよびオンラインで販売されるチャリティ価格の商品・サービスも含め、得られた収益がサステナブル活動に資金として回される構造が出来上がっています。特に、回収された衣料品の一部は、日本赤十字社の協力のもと、国内外の被災地へ寄付されていることも重要な点です。これにより、サステナブルな経営だけでなく、実際の社会貢献も重視しています。
結論
「サステナランウェイ2025」は、ファッションとサステナビリティへの新たな視点を提供するイベントです。オンワードが参加することにより、国内外でのサステナブルファッションの広がりが期待されます。参加者が手にするのは、ただのファッションではなく、地球に優しい選択肢の数々です。今後もこの取り組みが、多くの人々に広まることを願っています。皆さんもぜひ、サステナブルなファッションを楽しむこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。