人がつくる時代の到来！新会員制スーパーマーケット「Table to Farm」

新たなフードシステム「Table to Farm」の開幕

食に対する考え方が変わりつつある今、私たちの食卓に新たな風を呼び込む会員制スーパーマーケット「Table to Farm」が2025年7月25日にオープンします。これは、食べる人が単に消費するだけでなく、どう食が作られるかにも関わっていく時代の到来を象徴しています。

「素の味」とは何か？

「Table to Farm」で提案するのは、経済合理化の流れの中でわずか0.1%しか流通していない『素の味』です。これは、土と水、そして自然な農法で育まれた農作物や、微生物の力を活かした発酵食品、地元の在来種から生まれる食品など、自然の力を引き出す知恵が詰まった品々です。

自然栽培により開発された食材は、人々の好みを超えた共通の美味しさを持ち、日常で忘れかけていた自然な感覚を呼び覚ましてくれるでしょう。今後は、我々がどのような選択をするかが、未来の食文化を築く鍵となります。

食べることとつくることを結ぶ取り組み

「Table to Farm」では、アメリカで始まった地域支援型農業（CSA）の考え方を取り入れています。会員になることで、食べる人はつくることに関わり、リスクを分かち合い、時には協力しながら新たな挑戦を支援できます。

これにより、つくる人は通常よりも長い成育期間が必要な既在の農産物や、製造に時間がかかる発酵食材を生産しやすくなります。例えば、食べる人が前払いでこれらの商品の購入を行うことで、生産者のキャッシュフローが安定し、リスクを分担することが可能になります。

各カテゴリーに特化した商品ラインナップ

「Table to Farm」は、11ヶ月をかけて各商品を厳選し、各カテゴリーごとに最大3つまでの製品を用意します。シンプルだからこそ、違いが分かり、様々な使い方を楽しむことができるのです。

特に注目すべきは、自然栽培で育てられた「亀の尾」や、走る豚と呼ばれる健康的に育った豚を使ったハム・ベーコンなど、今まで忘れ去られた美味しさがあります。これらの商品には、自然を大切にした生産者の情熱がこもっています。

オープニング企画と未来に向けて

「Table to Farm」のスタートを祝うエキサイティングなイベントも開催される予定です。食材を楽しむ食事会や、全国の名店での『素の味』を使用した限定メニューなど、多彩な企画が盛りだくさん。

私たちがどのように食に向き合うかが、未来の食卓を変える時代。今後の「Table to Farm」にご期待ください。未来の食文化を共に築いていきましょう！