高級食材「すじあおのり」を活用した新商品が魅力
三重県南伊勢町で育まれた高級食材「すじあおのり」を使用した新しい商品が誕生しました。地域の特性を活かし、地域活性化を目指すレッドホースコーポレーションが商品開発を行ったこの試みは、12月20日に行われた『みなみいせまつり』でお披露目され、多くの来場者を魅了しました。
「すじあおのり」の特長と商品の魅力
「すじあおのり」は、その香り高さから青のり類の中でも特に高級な品種として知られています。細く、繊維質の食感が特徴で、磯の風味が豊かで料理に深みを与えてくれます。南伊勢町に位置する株式会社南伊勢マリンバイオでは、地下海水を活用した陸上養殖が行われており、その品質には細心の注意が払われています。冷風乾燥技術を取り入れることで、香りを最大限に引き出した製品が実現されました。
今回開発された商品は、「佃煮」と「ポテトチップス」の2アイテムです。佃煮は、すじあおのりの香りと食感をしっかりと残した仕上がりで、蓋を開けると芳しい香りが広が、そのままご飯に乗せても、パスタに混ぜても美味しく楽しめます。
一方、ポテトチップスは福岡の有名なポテトハウスとコラボし、厚切りでカリっとした食感に仕上がっており、じゃがいもの風味とすじあおのりの絶妙なハーモニーを楽しむことができます。どちらの商品も、幅広い世代に受け入れられる味わいで、家族や友人と分け合って楽しむのにぴったりです。
お披露目会と反響
試食販売は、南伊勢町宿田曽卸売市場で開催された『みなみいせまつり』にて行われ、多くの人々がブースを訪れました。お披露目された商品は、来場者から「すごく良い香り」「どんどん食べたくなった」といった声が続出し、その反響は非常に大きなものでした。冷たい雨が降る中、多くの方が試食を楽しみ、その場での購入や友人への紹介など、嬉しい反応がありました。
佃煮、ポテトチップスともに、今後は南伊勢町の店舗や近隣の販売場でも取り扱われる予定です。特にポテトチップスは数量限定のため、イベントなどでの販売が中心となるとのこと。
地域活性化への取り組み
レッドホースコーポレーションは、地域資源を最大限に活用した商品開発を通じて、ふるさと納税の支援だけでなく、地域のブランド化や販路開拓のサポートにも力を入れています。全国の自治体との連携により、100アイテム以上の新商品を開発しており、地域の魅力を広く発信しています。
地元の生産者との協力を通じて生まれる新しい地場産品は、地域の食文化を守り、地域の人々の活力を引き出してくれることが期待されています。持続可能な地域創生を目指して、商品開発チームが誇りを持って取り組むこのプロジェクトは、今後も注目が集まるでしょう。
まとめ
三重県南伊勢町の新しい高級食材「すじあおのり」を使った佃煮とポテトチップスは、地域の魅力を再発見させてくれる美味しい試みです。この商品を通じて、南伊勢町の活性化に一役買うことができるでしょう。今後の展開にも期待が寄せられます。