大阪万博のユニフォーム
2025-02-27 14:31:15

日本の美が交差する大阪・関西万博の新ユニフォームとメイクアップ

大阪・関西万博での新たな美の形



2025年2月27日に、大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「Dialogue Theater - いのちのあかし - 」が新しいデザインとメイクのコンセプトを発表しました。プロデューサーの河瀬直美氏が提案したこのプロジェクトは、私たちが抱える「分断」をテーマにした対話を促す場を創造します。このべんきょうの中心には、ファッションブランド「minä perhonen」と、資生堂が協力したオリジナルユニフォームとメイクがあります。

ユニフォームデザインの魅力



ユニフォームは、デザイナーの皆川明氏が手がけたもので、対話を象徴する吹き出しのモチーフが随所に散りばめられています。このデザインは、ユニークで楽しげな雰囲気を表現し、様々なバックグラウンドを持つ来場者との交流を図る役割を持っています。特に、コートジャケットのデザインには、一般的な男女の慣習を取り払い、右と左の生地が対話するような設定が取り入れられています。これは、「多様性を尊重する」というメッセージを巧みに表現しています。

個性を大切にするバンダナ



また、ユニフォームには、各アテンダントが自分自身の気分や個性を反映できるバンダナとフェイスアクセサリーもデザインされました。これにより、参加者一人ひとりがユニフォームにアレンジを加え、独自のスタイルを楽しむことが可能になります。この要素が、各々の違いを認め合う温かい対話の場を生み出す一助となります。

資生堂による「Dialogue Beauty」



さらに、資生堂によって提案されたオリジナルメイクプログラム「Dialogue Beauty」は、対話を重視した仕組みを支えています。このメイクアップは、アテンダント一人ひとりの個性を大切にし、年代やジェンダーを越えた美の表現を目指しています。資生堂の経験豊かなヘアメイクアップアーティストが、アテンダントへ特別なトレーニングを施し、季節や気分に応じたメイクを提案します。

対話の重要性



河瀬直美さんは、ユニフォームとメイクが実現した背景には、作品の理念を深く共有した結果があるとコメントしています。「万博184日間、毎日が人類史上、はじめての対話。」というテーマは、単なるイベントに留まらず、深く人々の心に響くものです。来場者がアテンダントと触れ合うことで、この対話の価値や可能性を実感できることを願っているのです。

未来への期待



大阪・関西万博は、ただの国際的なイベントではなく、さまざまな文化や価値観を理解し、乗り越える場を提供します。ユニフォームとメイクを通じて、多様性の中にある美しさを再発見し、心温まる対話が生まれることに期待が寄せられています。私たちがこのプロジェクトを通じて、より深い理解と共感を育むことを願っています。これからの大阪万博にご期待ください。


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