高校生のメディア信頼度
2025-06-27 19:18:24

高校生のメディア信頼度調査結果!テレビが最も支持される理由とは

高校生のメディア信頼度調査結果!



毎年6月27日は日本の“メディア・リテラシーの日”として、メディアに対する理解と信頼を深める機会とされています。この記念日は、1994年の長野県の事件を受けて設けられ、報道機関の重要な役割を再認識する日でもあります。今回は、全国の高校生を対象としたメディアに対する信頼度の調査結果を詳しく見てみましょう。

調査の背景と方法



今回の調査は、YOUTH TIME JAPAN project(YTJP)が実施し、全国の高校生を対象にGoogleフォームを介して行いました。調査期間は2025年5月9日から5月23日までで、男子1,326名、女子1,690名の計3,016名が回答しました。

高校生が信頼するメディア



1. 新聞



調査結果によると、新聞に対する信頼度は男女によって異なり、男子は“少し信頼している”との回答が多く見受けられましたが、女子は“信頼している”と答えた人数が多い結果となりました。しかし全体として、新聞を見ていないという回答が最も多く、特に男子の約6割、女子の約7割が新聞を見ていないとしています。これは、若い世代のメディア消費の傾向を示す興味深い結果です。

2. テレビ



一方、テレビの報道番組に対する信頼度は特に高く、男子で75.0%、女子で84.9%が“信頼している”と回答しました。この結果は、他のメディアと比較してもトップクラスの信頼性を誇っています。実際、テレビは全体の中で最も見られているメディアであり、若者たちが報道の内容を重視していることが伺えます。

3. ニュースサイトとニュースアプリ



ニュースサイトに掲載されているニュースについては、男女共に“少し信頼している”との回答が多く、次いで“あまり信頼していない”との意見も目立ちました。また、ニュースアプリからの情報については、女子の約5割が“少し信頼している”との respuesta が見られましたが、全体の中では半数が“見ていない”と回答。これにより、ニュースアプリへの関心が高いものの、選別的に使用していることが明らかになりました。

4. SNS関連のニュース



SNSにおける情報取得もこの調査では注目されました。X(Twitter)などのトレンドに上がっているニュースの信頼度では、男女共で約5割が何らかの形で“少し信頼している”と回答しています。しかし、約4割が“見ていない”という結果もあり、SNS情報への関心や利用方法には慎重さが見え隠れしています。

さらに、有名人がシェアしたニュースやフォロワーがシェアした情報についても同様の傾向が見られ、全体として“見ていない”との回答が多数でした。これらの結果が示すのは、生成される情報の信頼性に対する警戒心です。

まとめ



これらの調査結果から、高校生たちは特にテレビに対する高い信頼感を持っていることがわかりました。他方で、新聞は最も見られないメディアとされる中、信頼している人の中では確固たる支持を得ています。若者たちにとって、どのメディアを重視するかは、その情報の価値と直結するようで、これからのメディア消費の動向に注目が集まります。多様な情報源が溢れる中で、必要な情報を正しく選択していく力はますます重要になるでしょう。


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