タカギが『第19回北九州市WorkLifeBalance表彰』で市長賞を受賞
株式会社タカギが福岡県北九州市の主催する『第19回北九州市WorkLifeBalance表彰』において、最高位の『市長賞』を受賞しました。この表彰は、地元企業から優れた働き方の実現に寄与した企業を選出するもので、タカギは2021年の『奨励賞』に続く受賞です。
現代の職場環境の重要性
北九州市は、多様性と柔軟性のある働き方を推進しています。これは、企業と行政が連携を深め、性別や年齢にかかわらずすべての人々が活躍できる社会を実現するための重要な課題です。タカギは、こうした理念のもと、社員が働く喜びを感じられる環境を作り上げることに力を入れています。
タカギの実績と取り組み
タカギでは、「皆が楽しく働ける職場を提供する」という経営理念を掲げ、従業員一人ひとりが意欲を持って成長できるよう努めています。特に、2020年からは『DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)推進プロジェクト』を立ち上げ、多彩な制度や施策を実施しています。
1. 育休制度『育トレ』の充実
タカギでは、独自の育休制度『育トレ』を導入し、休暇期間中も20日間の有給休暇を付与しています。この取り組みにより、2023年度には男性の育児休暇取得率が100%を達成しました。男性も育児に積極的に参加できる環境を整えています。
2. 女性のキャリア支援
特に女性の活躍を支援するため、横断的な女性コミュニティを作り、キャリア開発に関する支援を行っています。これにより、より多くの女性が自分のキャリアを築くことが可能になっています。
3. 多様な働き方をサポートする制度
タカギでは、転勤の可否を選択できる制度やフレックスタイム制度、通勤手当の支給、学習補助制度など、社員の個々のライフスタイルに合った働き方を支援するための多様な制度を導入しています。これにより、社員は自身のライフスタイルに合った働き方を選びやすくなり、ライフバランスの向上を図っています。
今後のビジョン
タカギのDE&Iプロジェクトは、社内からの自主的な応募メンバーによって運営されており、様々な新しい施策の提案に取り組んでいます。プロジェクトリーダーの古賀氏は、『DE&Iは一度の制度づくりで終わるものではなく、常に状況に応じて改善し続けなければならない』とコメントしています。受賞を励みに、今後も従業員の意見を大切にしながら、働きやすく遣り甲斐のある企業へと成長し続けることを誓っています。
企業情報
タカギは1961年に創業し、家庭用園芸用品や家庭用浄水器、省エネ商品などの開発・製造・販売を手掛けています。代表取締役の髙城いづみ氏のもと、965人の従業員が一丸となり、より良い社会を目指して活動しています。
詳しい情報はオフィシャルサイトをご覧ください。
株式会社タカギ公式ウェブサイト